RIZAPグループは、長期にわたる構造改革の末、ようやく「黒字化」という明確な成果を示しました。
2026年3月期中間期では3年ぶりに営業黒字へ転換し、通期では大幅な増益と8期ぶりの配当復活を見込んでいます。
その中心にあるのが、低価格・無人運営モデルを特徴とする「chocoZAP」です。
本記事では、RIZAPグループの業績回復が一過性のものなのか、それとも収益構造そのものが変わりつつあるのかを整理します。
- 1 2026年03月18日に掲載されたRIZAPグループ<2928>の企業分析
- 2 2025年12月16日に掲載されたRIZAPグループ<2928>の企業分析
- 3 2025年09月10日に掲載されたRIZAPグループ<2928>の企業分析
- 4 2025年06月19日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
- 5 2025年03月24日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
- 6 2024年12月13日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
- 7 2024年10月18日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
2026年03月18日に掲載されたRIZAPグループ<2928>の企業分析
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
概要
RIZAPグループは、健康づくり事業を中心に、ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメントの3領域で事業を展開しています。
M&Aを通じて事業を拡大しており、現在は60社以上のグループ企業を抱える体制となっています。
足元では、低価格無人ジム「chocoZAP」が成長の中心となり、業績の回復が進んでいます。
業績動向
2026年3月期 第3四半期
売上収益は124,589百万円(前年同期比3.0%減)とやや減収となりましたが、利益面は大きく改善しています。
-
営業利益:7,688百万円(前年同期493百万円)
-
税引前利益:5,294百万円(前年同期は損失)
コスト構造の見直しや事業効率化が進んだことで、収益性は大きく向上しています。
通期見通し(2026年3月期)
-
売上収益:172,000百万円(前期比0.5%増)
-
営業利益:11,000百万円(同484.3%増)
売上は横ばい圏の見通しですが、利益は大幅な回復が計画されています。
事業構成
ヘルスケア・美容
「RIZAP」や「chocoZAP」を中心とした中核事業で、売上の約4割を占めています。特にchocoZAPの拡大が、全体の収益改善に大きく寄与しています。
ライフスタイル
エンターテインメント商品やリユース、アパレル、スポーツ用品などを扱う事業です。売上構成比は4割強と大きい一方で、収益性は事業ごとに差があります。
インベストメント
投資・再生事業を担うセグメントで、売上構成比は1割台です。安定収益の確保を目指しています。
chocoZAP事業
同社の成長を支える中心的な事業です。
-
会員数:135万人超(2026年2月時点)
-
月額低価格の無人ジムモデル
-
AIやデジタルを活用した効率的な運営
運動初心者層をターゲットにすることで、従来のフィットネス市場とは異なる需要を取り込んでいます。
また、セルフエステやネイル、ホワイトニングなどのサービスも拡充し、利用価値の向上を図っています。
成長戦略
FCモデルの導入
2026年からフランチャイズ展開を開始しています。
-
直営:50%
-
FC:50%
という構成を目指し、
-
出店スピードの向上
-
投資負担の分散
を両立する方針です。
出店ポテンシャル
国内では6,000店舗以上の出店余地があると見込まれています。企業内出店や新たな立地の開拓も進められています。
海外展開
香港を起点に、アジア市場への展開も視野に入れています。
財務状況
-
現金及び現金同等物:288億円
-
負債は減少傾向
財務基盤は改善しており、今後の成長投資に対応できる状態です。
株主還元
-
2026年3月期:8期ぶりに配当復活
-
配当:0.67円
-
配当性向:20%目安
株主優待制度も継続しています。
まとめ
RIZAPグループは、chocoZAPを軸にした事業構造の変化により、収益性の改善が進んでいます。
売上は大きく伸びているわけではありませんが、コスト最適化と成長事業の寄与により、利益は大きく回復しています。
今後は、
-
FC展開による拡大
-
店舗数の増加
-
海外展開
が成長のポイントとなりそうです。
筆者コメント
この会社は、構造としては比較的シンプルです。
売上成長というよりも、
収益構造の改善によって利益が伸びている局面にあります。
実際、
・売上は横ばい圏
・利益は大きく回復
という状態になっています。
これは、ビジネスモデルの転換が進んでいるためです。
その中心にあるのが「chocoZAP」です。
この事業によって、
・低コスト運営
・サブスクリプション型収益
・拡張しやすいモデル
へのシフトが進みました。
いわば、従来の重いビジネスから、軽い構造への転換が起きています。
ただし、現時点ではまだ完成段階ではありません。
・FCモデルはこれから本格化する段階
・出店拡大に伴う投資も継続中
であり、収益モデルとしては発展途上です。
そのため現状は、
「すでに復活した企業」というよりも、再成長の初期段階にある企業と捉えるのが自然です。
投資スタンスとしては、
・早い段階で評価するか
・安定してから評価するか
で判断が分かれやすい銘柄といえます。
総じて見ると、
ビジネスモデルの再構築が進み、成果が出始めている段階
にあるといえそうです。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
無料で株価チャートや決算データ、アナリストコメントなどを確認でき、企業分析の精度を高められます。
松井証券「マーケットラボ」徹底ガイド|無料機能・使い方・米国株版・他社比較まで解説
ここから確認
2025年12月16日に掲載されたRIZAPグループ<2928>の企業分析
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
RIZAPグループ〈2928〉chocoZAPが牽引、復配と高収益モデルの行方
会社概要と事業構成
RIZAPグループ〈2928〉は、「人は変われる。」という理念のもと、健康づくりを起点とした事業を展開する持株会社です。
現在は ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメント の3領域を軸に、68社のグループ企業を抱えています。
近年の成長ドライバーは、運動初心者向けの無人ジム「chocoZAP」であり、グループ戦略の中核を担う存在となっています。
2026年3月期中間期の業績概要
2026年3月期中間期の連結業績は以下の通りです。
-
売上収益:80,670百万円(前年同期比3.5%減)
-
営業利益:2,985百万円(前年同期は営業損失)
-
税引前中間利益:1,307百万円
売上は微減となったものの、3年ぶりに営業黒字へ転換しました。
主因は、chocoZAP事業における新規出店ペースの調整と、広告宣伝費・運営コストの最適化です。
特に第2四半期単独では、最終利益も4年ぶりに黒字化しており、収益構造の改善が進んでいることを示しています。
事業セグメント別の状況
chocoZAP事業
chocoZAPは、全社売上収益の41.3%、営業利益の66.6%を占める中核事業です。
2025年5月時点で会員数は135万人を突破し、日本最大規模のフィットネス会員基盤を形成しています。
無人運営を前提とした低コストモデルに加え、セルフネイルやセルフホワイトニングなどの付加サービスを拡充し、継続率の向上を図っています。
ライフスタイル事業
売上構成比は43.7%と高いものの、利益面での貢献は限定的です。
引き続き構造改革の対象領域として、効率化と選別が進められています。
インベストメント事業
売上構成比は15.0%ながら、営業利益の約25%を占めています。
グループ再編や事業売却など、財務改善に寄与する役割を担っています。
chocoZAPの収益モデルと改善点
RIZAPグループは、chocoZAPの店舗別収支モデルを開示しています。
過去データでは、出店後約3か月で単月黒字化、18か月で累積投資回収という高回転モデルが示されていました。
直近では、
-
単月黒字化:6か月
-
累積投資回収:14か月
まで短縮されており、既存店比率の上昇が収益安定化に寄与しています。
2026年3月期の業績見通し
通期業績予想は以下の通りです。
-
売上収益:172,000百万円(前期比0.5%増)
-
営業利益:11,000百万円(同484.3%増)
売上成長は限定的ながら、利益面での急回復が特徴です。
これは、会員数の純増に依存しない運営体制への移行が進んだ結果といえます。
財務状況と安全性
2026年3月期中間期末の財務状況は以下の通りです。
-
総資産:160,796百万円
-
資本合計:59,608百万円
-
親会社所有者帰属持分比率:29.2%
過去の大型M&Aにより毀損した財務体質は、徐々に改善傾向にあります。
7. 株主還元策
2026年3月期は 8期ぶりの復配 を予定しています。
-
年間配当:0.67円
-
配当性向:20%
加えて、株主優待制度も継続しており、個人投資家への訴求力は高い水準を維持しています。
筆者コメント
RIZAPグループの黒字転換は、単なるコスト削減ではなく、事業モデルの転換によるものです。
特にchocoZAPは「出店=赤字拡大」というフェーズを終え、既存店が利益を生む段階に入りつつあります。
一方で、成長ストーリーの持続性は 退会率管理と品質維持 にかかっています。
今後は、会員数の伸びよりも「1店舗あたり収益」「既存店利益率」に注目すべき局面といえるでしょう。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
2025年09月10日に掲載されたRIZAPグループ<2928>の企業分析
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
RIZAPグループ〈2928〉4年ぶりの営業黒字で成長軌道へ、chocoZAPが収益改善を牽引
1. 企業概要
RIZAPグループは、札証アンビシャス市場に上場する健康・美容関連企業グループです。
創業者であり現代表取締役社長の瀬戸健氏のもと、「人は変われる。」という理念を核に、健康づくり事業を中心とした多事業展開を推進しています。
現在、グループ全体で68社(うち上場子会社5社)を擁し、M&Aを通じて事業ポートフォリオを拡大してきました。
2. 事業セグメント
RIZAPグループは、以下の3つの事業領域で構成されています。
| 事業セグメント | 内容 |
|---|---|
| ヘルスケア・美容事業 | パーソナルトレーニング「RIZAP」やコンビニジム「chocoZAP」を中心とする事業。 |
| ライフスタイル事業 | アパレル、食品、住関連など、生活全般を支援する事業。 |
| インベストメント事業 | グループ傘下企業の再生支援・M&A投資・経営改善など。 |
とくに近年は、chocoZAP事業の急拡大が業績を牽引しており、店舗数・会員数ともに過去最高水準を更新しています。
3. 2026年3月期第1四半期業績(2025年4月〜6月)
2026年3月期第1四半期では、営業黒字を4年ぶりに達成しました。
| 指標 | 実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上収益 | 399億1,500万円 | ― |
| 営業利益 | 4億800万円 | +約29億円改善 |
| 最終利益 | ― | 債権放棄費用を除き大幅改善 |
主力のchocoZAP事業が収益改善をけん引し、黒字化を実現。
経費の適正化や不採算事業の整理も奏功しました。
4. 財務状況
2025年6月末時点の連結財務は以下の通りです。
| 指標 | 金額 |
|---|---|
| 総資産 | 1,600億6,700万円 |
| 負債合計 | 1,021億3,100万円 |
| 資本合計 | 579億3,600万円 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | 28.4% |
財務健全化が着実に進展しており、自己資本比率は改善傾向にあります。
利益剰余金の減少はあるものの、収益構造の再構築が進み、キャッシュフローも改善方向にあります。
5. 2026年3月期 通期見通し
会社計画では、2026年3月期の通期業績を以下の通り見込んでいます。
| 指標 | 見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上収益 | 1,720億円 | ― |
| 営業利益 | 110億円 | 大幅増益見込み |
chocoZAP事業の店舗拡大と会員増加が主要な成長要因です。
また、事業構造改革によりコスト削減効果が継続的に発現する見通しです。
6. 成長戦略とトピックス
(1)収益構造の再構築
不採算事業の縮小とコスト削減、業務の内製化を進め、利益率改善を実現。
特に自社物流・開発機能の強化により、安定した収益体制を確立しつつあります。
(2)chocoZAP事業の急成長
全国で展開中のコンビニジム「chocoZAP」は、手軽さと価格競争力で急速に拡大。
フランチャイズ(FC)モデルの募集には500件以上の反響があり、今後の収益成長の柱として位置づけられています。
(3)中長期的展望
健康・美容を中心に、「RIZAPブランド」を核としたプラットフォーム型ビジネスへ進化。
AIやデジタル技術を活用し、オンライン指導やデータ連携サービスなども強化しています。
7. 株主還元方針
RIZAPグループは、2026年3月期に復配を予定。
営業黒字化と財務基盤の健全化を前提に、配当性向20%を目安としています。
これにより、長期保有株主への還元姿勢を明確に打ち出しています。
8. 総括
RIZAPグループは、収益構造の立て直しと成長事業の拡大を同時に進める局面にあります。
とくにchocoZAPを中心とした“軽量・高回転型モデル”の確立により、従来のRIZAP事業に依存しない収益源を確保。
財務の改善も進み、再成長フェーズに入ったといえます。
今後は、FC展開のスピードと収益性のバランスが業績の鍵となるでしょう。
筆者コメント
RIZAPグループは、過去の急成長から一転して再構築期を経ており、現在は第二の成長段階に差し掛かっています。
chocoZAPの事業モデルは低コスト・高回転型という点で極めて戦略的であり、今後のスケール拡大が業績に直結する構造です。
一方で、FC展開のスピードが速い分、品質維持・顧客満足の管理が中期的リスクとなる点には留意が必要です。
とはいえ、黒字転換と復配方針の明示は投資家心理にとってプラスであり、「再成長を確実に掴みにいくRIZAP」という印象が強まっています。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
2025年06月19日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
RIZAPグループ株式会社の業績と成長戦略について
要約
2025年3月期はchocoZAP事業の収益力向上により営業黒字達成。FC展開やグローバル展開による成長加速を目指す。
2025年3月期の業績概要
売上収益が増加し、営業利益で黒字化。chocoZAP事業の成長が継続し、会員数も増加している。ヘルスケア・美容セグメントやライフスタイルセグメントも黒字を達成。
2026年3月期の業績見通し
売上収益は増加予想で、chocoZAP事業の利益貢献により大幅な増益を見込む。成長戦略としてFC展開や海外展開を加速。配当政策では復配を予定。
会社概要
RIZAPグループのビジョン
「人は変われる。」を証明する唯一無二の理念の下、健康づくり事業を中心に多様な事業を展開する総合企業。
事業概要
ヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業を中心に事業展開。chocoZAP事業やRIZAP関連事業が中核となっている。
chocoZAP事業の成長戦略
国内展開と海外展開
chocoZAPの国内出店余地は6,000店以上。香港での好調な実績を受け、アジア圏への展開を検討中。
FCモデルの導入
FCモデルの導入で初期費用や運営費用の負担を低減し、収益性向上を図る。共同出店や協業モデルも推進中。
株主還元策
配当政策
2026年3月期からの黒字化を前提に、復配の方針が示されており、配当性向は20%を目安としている。
株主優待
株主優待制度の拡充が行われ、最大3年間積立可能な株主優待ポイントが提供される。
RIZAPグループはchocoZAP事業を中心に成長を続け、営業黒字を達成している。2026年3月期には大幅な増益が期待され、株主還元策も充実している。今後の成長に期待が高まる。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
2025年03月24日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
総括: RIZAPグループの業績と展望
RIZAPグループについて
RIZAPグループは健康づくり事業を中心に、多様な事業を展開する総合企業であり、ビジョンは「自己投資産業でグローバルNo.1」と位置付けられています。主要事業セグメントはヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業であり、特にchocoZAP事業の成長が目覚ましい成果を上げています。
chocoZAP事業の成功要因
chocoZAPは初心者向けのコンビニジムとして、店舗数や会員数の増加、顧客満足度向上策の実施などにより成功を収めています。また、デジタルツールを積極的に活用した事業モデルやヘルステックの活用が成果をもたらしています。
業績と展望
2025年3月期第3四半期においてRIZAPグループは営業利益で黒字化を達成し、特にchocoZAP事業の成長が収益をけん引しています。さらに、2025年3月期の業績見通しでは売上収益の増加や営業利益の黒字転換が予想されており、通期利益目標の達成可能性が高い状況です。
成長戦略とトピックス
RIZAPグループは成長戦略として故障・不具合対応の改善やSOMPOグループとの連携による法人市場の開拓を進めています。また、株主還元策として2025年3月期から配当の復配方針を発表し、株主優待制度もリニューアルされるなど、株主還元にも力を入れています。
以上がRIZAPグループの最新事業状況と展望に関する総括です。企業の成長戦略や業績動向、株主還元策などを踏まえ、今後の展望に期待が寄せられています。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
2024年12月13日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
【RIZAPグループ】企業調査レポート
要約
2025年3月期中間期は、chocoZAP事業の拡大により増収。顧客満足度向上策に積極投資。2025年3月期の業績見通しは、黒字転換を予想。成長戦略として、広告宣伝費抑制とドコモ提携を展開。
会社概要
RIZAPグループは健康づくり事業を中心に展開し、M&Aを活用して成長。創業者は現代表取締役社長の瀬戸健氏。2006年に札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場。
事業概要
ヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業が主要セグメント。chocoZAP事業の拡大が増収に貢献。インベストメント事業も展開。
chocoZAP事業
– トレーニング初心者向けのジムとして展開。
– 顧客満足度向上策を推進し、ヘルステックを活用。
– 大きな出店ポテンシャルがあり、市場シェアを伸ばしている。
業績動向
2025年3月期中間期は増収と営業損失の改善。2025年3月期の業績見通しは黒字転換を予想。成長戦略として中期経営目標や広告宣伝費抑制を掲げている。
成長戦略・トピックス
– 広告宣伝費を抑制する効率的な会員獲得策を展開。
– ドコモとの業務提携により「chocoZAP × ドコモパッケージ」を提供。
– 中期経営目標では営業利益40,000百万円を目指す。
株主還元策
RIZAPグループは株主還元策を実施。詳細は公式サイトをご確認ください。
このレポートは2024年12月13日に発表されました。詳細な情報は公式ウェブサイトをご参照ください。
—
RIZAPグループの事業セグメント分析
事業セグメント概要
RIZAPグループは、主にRIZAP関連事業の運営や美容関連商品の販売を行うびパーソナルトレーニングジム「RIZAP」などを中核事業として展開しています。また、ライフスタイル事業やインベストメント事業も行っており、全社売上収益において重要な位置を占めています。
RIZAP事業セグメント
RIZAP事業セグメントは、売上収益の41.4%を占め、体型補正用下着や美容関連用品の販売などを行っています。上半期は営業損失が計上されていますが、収益性が高い事業セグメントとして位置付けられています。
ライフスタイル事業セグメント
ライフスタイル事業セグメントは、売上収益の43.8%を占め、エンターテインメント商品の小売やアパレル雑貨の企画・開発・販売などを行っています。構造改革により収益性が改善しており、成長が見込まれています。
インベストメント事業セグメント
インベストメント事業セグメントは、売上収益の14.8%を占め、グループ会社間でのシナジーを支える機能会社群として安定的な収益創出を目指しています。フィットネスやアパレル、宝飾品などの販売を行っており、比較的安定した収益を上げています。
—
chocoZAP事業の展開と成長
コンビニジム「chocoZAP」の特徴
chocoZAPは、誰もが簡単に運動する習慣を身につけられるように設計された運動初心者向けのコンビニジムです。独自のサービスやデジタルツールを活用し、顧客満足度の向上を図っています。
サービスの拡充と顧客満足度向上
chocoZAPでは、新たなサービスの導入や顧客満足度向上策を推進しています。セルフネイルやセルフホワイトニングなど、様々なサービスを提供することで顧客の利便性を向上させています。
ヘルステックの活用
chocoZAPでは、ヘルステックを積極的に活用しています。アプリや監視カメラを活用し、顧客の健康管理やセキュリティの向上に貢献しています。
—
chocoZAP事業の成長と展望
大きな出店ポテンシャル
chocoZAPは急速に店舗網を拡大しており、将来的にはさらなる出店を計画しています。地方都市への展開や交通インフラへの出店など、多様な立地タイプの可能性を模索しています。
KPIと成績
chocoZAPの成績は着実に伸びており、会員数や店舗数が増加しています。特に単月黒字化が早い収益モデルを確立し、成長が期待されています。市場シェア1位を獲得するなど、業界内での地位を確立しています。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
2024年10月18日に掲載されたRIZAPグループ<2928>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
RIZAPグループ<2928>レポートPDF
出典元:FISCO
ライザップグループ株式会社の業績と成長戦略
リザップグループ株式会社は、健康創造事業を中心に、医療・美容、ライフスタイル、投資の3つの領域で多様な事業を展開しています。中期経営計画では、新しいビジネス「chocoZAP」を拡大する取り組みを積極的に進め、2027年度には営業利益400億円を目指しています。
ライザップグループの業績と成長戦略
2024年3月期第1四半期の業績では、売上高は前年比11.2%増の412億3700万円、営業損失は28億9400万円、経常損失は37億5800万円、親会社所有者に帰属する純損失は28億5300万円を記録しました。2025年度の業績予想では、chocoZAPビジネスが黒字化し、売上高は前年比6.9%増の1777億円、営業利益は630億円に転換する見込みです。
リザップグループは2024年6月にソンポホールディングスと資本提携を締結し、「ウェルビーイングプラットフォーム」の実現を加速させることを目指しています。成長戦略では、新たなサービス展開や顧客満足度向上を重視しており、chocoZAPビジネスの拡大が収益成長を促しています。
RIZAP GROUP, Inc.の成長と業績について
RIZAP GROUP, Inc.は、フィットネスジム「chocoZAP」を展開し、成長と業績で注目されています。
成長戦略
・地域拡大と割合増加: RIZAPは地域都市への進出を図り、地域都市におけるジムの割合を増やしています。地域都市のジムは、低い固定費で利益を確保できる特徴があります。
・新規店舗展開: RIZAPは小規模都市部にも出店し、多様な機能を展開しています。これにより、新たな需要層を開拓しています。
・Sompo Holdingsとの資本提携: Sompo Holdingsとの提携を通じ、RIZAPは「wellbeing platform」を実現し、ユーザーの健康と幸福を追求しています。
業績とKPI
・会員数の増加: chocoZAPの会員数は急速に増加し、2024年8月には127万人を超えました。この増加は新規サインアップと退会の抑制によるものです。
・利益モデルの向上: RIZAPは、ジムの平均収支を開示し、投資回収までの期間を短縮しています。
将来展望
・収益成長予測: RIZAPは、2025年度に収益の増加と運営利益の向上を見込んでおり、新規ジムの拡大と会員ベースの拡大を通じて収益を伸ばす方針です。
・株主還元ポリシー: RIZAPは、配当支払いを再開し、株主還元に注力しています。安定した財務基盤を築くことで、会員や株主に価値を提供していきます。
今後もRIZAP GROUP, Inc.は、成長戦略や資本提携を通じて、フィットネス業界での地位を強化し、価値提供を継続することが期待されます。
■ この企業を含む【小売セクター株まとめ】はこちら
[小売セクター株最新動向]
松井証券の「マーケットラボ」は、銘柄分析・チャート・四季報・スクリーニングまでを無料で使える高機能ツールです。 本記事では、松井証券マーケットラボの使い方、機能一覧、米国株版との違い、そして他社ツールとの比較までを徹底解説。 初[…]
