システムインテグレータ(3826)は、ERP事業を中心に好調な成長を続ける独立系ソフトウェア開発企業です。
2026年2月期には売上高15%増・営業利益66%増を見込み、製造業を中心に需要拡大が進む見通しです。
Object BrowserシリーズやAI事業など多角展開を進めながら、社会貢献やSDGsにも積極的に取り組んでいます。
2025年06月19日に掲載されたシステムインテグレータ<3826>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
システムインテグレータ<3826>レポートPDF
出典元:FISCO
企業調査・分析レポート
概要
システムインテグレータ(コード:3826、東証スタンダード上場)は、ERP事業を中心に2026年2月期に売上・利益ともに2ケタ成長を予想している。
同社は企業の生産性向上を目的としたソフトウェア開発に注力しており、Object Browserシリーズ、ERP事業、AI事業で好調な成果を上げている。
事業概要
同社は1995年に設立された独立系ソフトウェア開発会社で、「時間を節約するソフトウェア」を生み出すことを理念としている。
主な製品は「Object Browser」シリーズ、「OBPM Neo」、およびWeb対応ERPパッケージ「GRANDIT」。
とくにERP事業が売上・利益の中核を占め、中堅企業向けに革新的なソリューションを提供している。
業績動向
2025年2月期は、ERP事業の好調により売上高・営業利益ともに期初計画を上回った。
2027年2月期までの2ヵ年経営計画では、各事業の安定基盤の確立と、売上高63億円・営業利益6億円の達成を目指している。
今後の見通し
2026年2月期は、売上高が前年比15.3%増、営業利益が65.7%増と大幅成長を見込む。
ERP事業が主導役となり、製造業分野での需要獲得やSAP S/4HANA、mcframeなどの導入支援強化を進める方針である。
株主還元方針とSDGsへの取り組み
同社は安定配当(配当性向30%)を基本とし、株主優待として「新米コシヒカリ」の贈呈など独自のインセンティブを実施。
また、SDGsへの取り組みを経営方針の一部に据え、社会・環境分野への貢献を進めている。
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2025年06月02日に掲載されたシステムインテグレータ<3826>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
システムインテグレータ<3826>レポートPDF
出典元:FISCO
システムインテグレータ企業の魅力と将来展望を探る
企業概要と事業セグメント
システムインテグレータは、ERP事業、Object Browser事業、AI事業など多角的な事業展開を行っている企業です。
ERP事業
主力製品のWeb-ERPパッケージ「GRANDIT」は幅広い顧客から支持を得ており、SAP S/4HANAの導入支援サービスを展開している点が特徴です。
Object Browser事業
SI Object BrowserやOBPM Neoなどのツールを提供し、高収益製品として売上総利益率80%超を達成しています。
また、ベトナムにオフショア開発子会社を設立し、グローバル展開も進めています。
AI事業
AI事業では、外観検査システム「AISIA-AD」を展開し、今後の成長が期待されています。
業績動向と財務状況
2025年2月期の連結業績は好調であり、ERP事業やObject Browser事業の増収増益が続いています。
財務面では、自己資本比率の増加やROEの高水準維持など、安定した財務基盤を有しています。
今後の見通しと戦略
2026年2月期も収益拡大基調が続く見通しであり、2年経営計画では売上高6,300百万円、営業利益600百万円を目標に掲げています。
収益基盤改善やAIファースト戦略の推進など、事業戦略の強化にも注力しています。
株主還元策とSDGsへの取り組み
配当性向30%を基準にした安定配当実施や、株主優待で新潟県産新米コシヒカリを贈呈するなど、株主還元策を実施しています。
さらに、環境・社会面での取り組みや女性社員の採用促進など、SDGsへの取り組みも積極的に行っています。
システムインテグレータ企業は、安定した業績と将来性、株主還元やSDGsへの取り組みを通じて、投資家や社会に価値を提供する企業として注目されています。
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2024年11月15日に掲載されたシステムインテグレータ<3826>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
システムインテグレータ<3826>レポートPDF
出典元:FISCO
システムインテグレータ(3826)の企業調査レポートまとめ
システムインテグレータ(3826)は、独立系のソフトウェア開発会社であり、企業の生産性向上に貢献するソフトウェアの開発・販売を行っています。
主力製品には、データベース開発支援ツール「SI Object Browser」や統合型プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」が含まれています。
2025年2月期第2四半期の業績では、売上高と営業利益が期初計画を上回り、特にERP事業が好調でした。
しかし、下期に予定していたプロジェクトの開始時期が2026年2月期に延期される見込みです。
同社は2年経営計画を掲げ、2026年2月期の業績目標として売上高5,000百万円、営業利益336百万円を目指しています。
FISCO Ltd.はシステムインテグレータとして、ERP事業、AI事業、その他事業を展開しており、2025年2月期第2四半期の業績は好調であった。
ERP事業では、「GRANDIT」を中心に好調に推移しており、AI事業も新サービスの検討が進んでいることが増収要因となっています。
財務面では、自己資本比率が77.7%であり、無借金経営で手元キャッシュも26億円強という健全な状況である。
今後は、ERP事業やAI事業の拡大を図りつつ、その他の事業の伸び悩みに対処するためにマーケティング活動を強化し、顧客数の増加を目指すことが重要となるでしょう。
株主還元策とSDGsへの取り組みでは、配当性向30%を基準にした安定的な株主還元や株主優待制度の導入が行われています。
また、SDGsへの取り組みでは環境面や社会面での活動が積極的に行われ、CSR活動にも力を入れています。
以上が、システムインテグレータの株式レポートの要点まとめです。
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