ジャストプランニング<4287>業績・成長戦略・投資ポイントまとめ

ジャストプランニング〈4287〉は、外食産業のDXを支える「まかせてネット」を主力に、AI技術とクラウドソリューションで4期連続の増収増益を達成。
次世代システムの開発や株主還元を強化し、2026年も高成長を目指す注目企業です。

2025年04月09日に掲載されたジャストプランニング<4287>のレポート要約

元レポートは下記の通りです。
ジャストプランニング<4287>レポートPDF
出典元:FISCO

ジャストプランニング〈4287〉—外食DXの先駆者、AI戦略と堅実な成長基盤でさらなる拡大へ

■企業概要

ジャストプランニング株式会社は、外食業界向けのASPサービスを主力とする企業で、店舗管理システム「まかせてネット」を中心に6,000店舗を超える導入実績を誇ります。定額制で効率的な店舗運営を支援するこのサービスは、同社の安定成長を支える柱となっています。

また、AIソリューションの共同開発やクラウド技術を活用した新機能追加を積極的に進めており、飲食業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。


■業績動向

2025年1月期は4期連続での増収増益を達成。売上高・営業利益ともに着実な成長を見せました。
主力のASP事業が堅調に推移し、契約店舗数は継続的に拡大。AI機能の実装やシステム連携の高度化により、顧客満足度の向上とともに解約率の低下も実現しています。

2026年1月期については、2ケタの増収増益を見込んでおり、AIソリューションの強化や新サービス「iToGo」の他業種展開など、収益源の多角化が進行中です。


■事業セグメント別の展開

ジャストプランニングの事業構成は以下の通りです。

  • ASP事業:外食店舗向けに提供する「まかせてネット」を中心に、4期連続で増収増益。クラウドシステムとAI連携により効率化ニーズを取り込んでいます。

  • システムソリューション事業:外食業界だけでなく、物流・小売業向けにも展開を拡大。企業の業務効率化に貢献。

  • 物流ソリューション事業:システム連携による在庫・配送最適化サービスを展開。物流効率化への需要増を背景に、安定的な収益を確保。

  • 太陽光発電事業:前期に発生したトラブルを解消し、安定稼働を回復。再エネ事業としての収益安定化を図る。

  • その他事業:自社運営の生姜焼き専門店などが堅調で、3期連続の増収を達成。


■財務状況

2025年1月期末の財務基盤は健全で、自己資本比率の上昇が続いています。
高い収益性を背景にキャッシュフローも安定しており、今後の事業投資・株主還元余力を十分に確保しています。


■今後の見通し

同社は2026年1月期に向けて、次世代型「まかせてネット」のリリースを予定。AI分析や自動発注機能の追加を通じて、業務自動化をさらに推進します。
また、オージス総研との共同開発により、外食以外の業種への展開も見据えています。

加えて、DX需要の高まりに対応し、「iToGo」を中心にテイクアウト・デリバリー市場への参入を加速。外食産業全体のデジタル化を支援する戦略を明確に打ち出しています。


■株主還元策

同社は株主還元にも積極的で、3期連続の増配を実施予定。
自己株式取得を含む総合的な還元策を打ち出し、企業価値と株主価値の両立を図っています。


■まとめ

ジャストプランニング〈4287〉は、外食業界のDXを支えるASPソリューション企業として、
安定した業績と革新的なAI開発を両立させています。
2026年1月期に向けた2ケタ成長予想や積極的な株主還元方針を踏まえると、
中長期的な企業価値の向上が期待される注目銘柄です。


■ この企業を含む【20.情報・通信業【10.情報通信サービス】セクターまとめ】はこちら
20.情報・通信業【10.情報通信サービス】セクター最新動向

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