サスメド〈4263〉は、ICTを活用した「持続可能な医療サービス」の実現を掲げるデジタルヘルス企業です。
不眠障害治療用アプリ「サスメド Med CBT-i®」を軸に、デジタル治療(DTx)事業やDTxプラットフォーム事業を展開。
2025年6月期は研究開発費の先行で損失が拡大したものの、契約件数の増加や開発パイプライン拡充など、次世代型医療の基盤づくりが着実に進行しています。
デジタル治療領域における先駆的な取り組みが注目される成長企業です。
2025年03月25日に掲載されたサスメド<4263>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
サスメド<4263>レポートPDF
出典元:FISCO
サスメド(4263 東証グロース市場)企業調査レポート
会社概要
サスメドは2015年に設立され、ICTの活用による持続可能な医療サービスを提供することをミッションに掲げています。
2018年には東証マザーズに上場し、2022年に東証グロース市場に移行しました。
サスメドはデジタル治療(DTx)の研究開発に注力し、不眠障害治療用アプリ「サスメド Med CBT-i®」の開発やDTxプラットフォーム事業を展開しています。
事業概要
サスメドはDTxプロダクト事業やDTxプラットフォーム事業を通じて、不眠障害治療用アプリや臨床試験システムを提供しています。
2025年6月期中間期の業績は損失が拡大しましたが、DTxプラットフォーム事業が順調に拡大しています。
将来の業績見通しも上方修正され、開発パイプラインの拡充や契約件数の拡大が進められています。
成長戦略
サスメドの成長戦略として、DTxプロダクト事業では開発パイプラインの拡充や臨床試験の進捗を重視し、DTxプラットフォーム事業では契約件数の拡大や新サービスの拡充を重要視しています。
研究開発段階のベンチャー企業であるため、研究開発費用が先行し損失が継続する見込みですが、中長期成長ポテンシャルが期待されています。
財務状況と業績動向
2025年6月期中間期の業績では、事業収益が減少し、営業利益が損失拡大しています。
しかし、DTxプロダクト事業の収益貢献が期待されており、将来の業績見通しも上方修正されています。
資産合計が減少し、負債合計が増加していますが、研究開発資金の確保に成功しています。
サステナビリティ経営
サスメドは環境への貢献や人材育成・社内環境整備、コーポレート・ガバナンスの強化を重要視しています。
治療用アプリの開発によって環境負荷を軽減し、医療費の適正化や抑制に貢献しています。
また、社員の価値観を基にした環境整備やコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。
サスメドはデジタル治療の分野で注目を集めるベンチャー企業であり、将来の成長が期待されています。
投資家や事業展開に興味のある方にとって、サスメドの事業展開や成長戦略、財務状況、サステナビリティ経営に関する情報は重要な参考になるでしょう。
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