株価分析の基本|初心者向けファンダメンタル・テクニカル・ニュースの読み方まで徹底解説

「株価ってどうやって決まるの?」「チャートの見方が難しい…」
そんな悩みを持つ投資初心者の方へ。

本記事では、株価が動く仕組みから、ファンダメンタル分析・テクニカル分析・インディケーターの基本、そして銘柄選びのコツまでをわかりやすく解説します。
数字が苦手でも大丈夫。この記事を読めば、株価の裏側が見えるようになります。

目次

株価はどうやって決まるのか?

株価は「企業の価値 × 投資家の心理」で動きます。
企業の業績や経済指標、為替・金利、世界情勢などのファンダメンタル要因に加え、投資家の「期待」や「不安」といった心理的要素も大きく影響します。

株価が上がるとき
→ 業績が好調、将来に期待、買いが集中

株価が下がるとき
→ 利益確定・失望・外部リスク(地政学・金利上昇など)

つまり、「株価は常に人の感情とデータのせめぎ合い」で動いているということ。

これを読み解くために必要なのが、ファンダメンタル分析テクニカル分析です。


株価分析の2つの基本:ファンダメンタルとテクニカル

分析手法 内容 目的
ファンダメンタル分析 企業の業績・財務状況・経済動向などを分析 適正株価を見極める
テクニカル分析 株価チャートや売買高など過去データを分析 売買のタイミングを見極める

初心者はまず、この2つの考え方をざっくり理解するだけでOK。
両方をバランス良く使うことが「勝率アップ」につながります。


ファンダメンタル分析|企業の「本質的な価値」を見抜く

ファンダメンタル分析とは、企業の価値を数字から読み解く分析方法です。
チャートではなく、企業の実態(=中身)を理解することで、株価が割安なのか、将来伸びる余地があるのかを判断できます。


① 業績の推移を確認する

まず見るべきは「売上・営業利益・純利益の推移」です。
ここが右肩上がりになっている企業は、継続的に利益を生み出す力があると考えられます。

  • 売上高 … 企業の規模や成長スピードを示す。前年より増加しているかを確認。

  • 営業利益 … 本業でどれだけ儲かっているか。赤字が続く企業は要注意。

  • 純利益 … すべてのコストを差し引いた最終的な利益。安定して黒字が理想。

ポイント: 3〜5年の推移をグラフで見ると、トレンドが明確に分かります。

② 財務体質をチェックする

次に見るのは「自己資本比率」と「負債比率」。
これは企業のお金の体力を測る指標です。

  • 自己資本比率 … 自前の資金でどれだけ運営しているか(40%以上が目安)

  • 負債比率 … 借金にどれだけ依存しているか。高すぎる企業は景気悪化時にリスク。

コツ: 安定成長を狙うなら自己資本比率が高く、負債が少ない企業を選ぶ。


③ 指標で割安・割高を見極める

ファンダメンタル分析の醍醐味は、数値指標から株価の妥当性を判断できることです。

指標 内容 理解のコツ
PER(株価収益率) 株価が利益の何倍まで買われているかを示す 15倍前後が目安。低い=割安、高い=期待値が織り込み済み
PBR(株価純資産倍率) 純資産に対して株価が何倍か 1倍未満=資産に対して安い水準
ROE(自己資本利益率) 自己資本をどれだけ効率よく増やしているか 10%以上が理想。高い企業=経営効率が良い
これらを組み合わせて「割安で成長力がある企業」を探すのが基本です。

④ 同業他社との比較で相対評価をする

単体の数字だけでなく、「業界平均との比較」が重要です。
たとえば、同じIT業界でも――

  • A社:PER 12倍/ROE 15%

  • B社:PER 25倍/ROE 8%

この場合、A社は割安で効率的に利益を出している可能性が高い。
つまり、数字が良いのに注目されていない企業を見つけることがお宝銘柄発掘の第一歩です。


⑤ 成長性の「定性面」も確認する

ファンダメンタル分析は数字が中心ですが、数字に表れない要素も重要です。

  • 新規事業・海外展開などの成長戦略

  • 経営陣の実績や株主還元姿勢

  • 社会トレンドとの相性(AI・脱炭素など)

これらは決算書だけでなく、IR資料やニュースリリースから読み取れます。

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テクニカル分析|チャートで「投資家心理」を読む

テクニカル分析とは、株価や出来高といった「過去のデータ」から、今後の値動きを予測する分析手法です。
ファンダメンタル分析が「企業の中身」を見るのに対して、テクニカル分析は「市場の人の動き(心理)」を読み解くものです。


① テクニカル分析の目的とは?

株価はニュースや決算だけで動くわけではありません。
投資家の心理──つまり「買いたい」「売りたい」という感情が、売買の偏りを生み、その積み重ねがチャート(価格の波)を形作ります。

テクニカル分析はその波を観察し、

  • トレンド(上昇・下降・横ばい)

  • 勢い(強い/弱い)

  • 転換点(変わり目)

を見抜くための市場の言語です。


② 基本指標①:移動平均線(MA)でトレンドをつかむ

移動平均線(Moving Average)は、過去の株価の平均を線でつないだもの。
価格のブレをならして、全体の流れを視覚化できます。

使い方の基本

  • 短期線(5日・25日):直近のトレンドを反映(デイトレ・短期向け)

  • 中期線(50日):数ヶ月単位の動きを把握(スイング向け)

  • 長期線(200日):長期トレンド(投資全体の方向性)

見るべきポイント

  • ゴールデンクロス:短期線が長期線を上抜け → 上昇サイン

  • デッドクロス:短期線が長期線を下抜け → 下落サイン

ポイント:初心者は「短期線と中期線のクロス」に注目するだけでも、売買のタイミングが大きくズレにくくなります。

③ 基本指標②:RSI(Relative Strength Index)で過熱感を測る

RSIは「買われすぎ・売られすぎ」を数値化する指標です。
0〜100の範囲で示され、一般的に以下のように判断します。

RSI数値 状態 意味
70以上 買われすぎ 一時的に高値圏(売りサイン)
30以下 売られすぎ 一時的に安値圏(買いサイン)

実践ポイント

RSIが30以下から反発し始めたら「底打ち」の可能性。
逆に70以上から下落し始めたら「天井」のサインになることも。

注意点:RSIだけに頼ると「上昇トレンド中に売ってしまう」など誤判断もあるため、移動平均線など他の指標と併用するのがベストです。

④ 基本指標③:MACDでトレンド転換を見抜く

MACD(移動平均収束拡散法)は、2本の移動平均線の差からトレンドの強さや転換点を判断する指標です。
チャート上には「MACD線」と「シグナル線」の2本が表示されます。

 見るべきポイント

  • MACD線がシグナル線を上抜け → 上昇トレンドの始まり

  • MACD線がシグナル線を下抜け → 下落トレンドの始まり

  • 0ラインより上で推移 → 強い上昇圏

  • 0ラインより下で推移 → 弱い下降圏

コツ:MACDはトレンドの勢いを読むのに最適。RSIと組み合わせると、勢い × 過熱感のバランスが見えてきます。

⑥ 実践のポイント:指標を「組み合わせる」

テクニカル分析は「1つで完璧」はありえません。
組み合わせてこそ、誤差が減り、信頼性が増します。

目的 おすすめの組み合わせ
トレンドをつかみたい 移動平均線 × MACD
買われすぎを判断したい RSI × ボリンジャーバンド
反転ポイントを狙いたい MACD × RSI × ローソク足パターン

実践例

  • RSIが30以下 → MACDが上抜け → 反発上昇サイン

  • 移動平均線がゴールデンクロス → 出来高増加 → 上昇トレンド確定の可能性


⑦ チャートを読むコツ

  1. ローソク足を中心に観察(実体・ヒゲ・パターン)

  2. 日足 → 週足 → 月足の順で「全体の流れ」を確認

  3. 感情的にならず、ルール通りに行動する

 テクニカル分析は「相場の地図」です。
慣れるほどに、数字の裏にある人の心理が見えるようになります。

インディケーター活用で売買タイミングをつかむ

インディケーター(テクニカル指標)は、「感覚ではなく、根拠をもって売買する」ためのツールです。
株価の動きや勢い、過熱感、反転の兆しを数字とグラフで示してくれる、いわば投資家のナビゲーションシステムです。


① インディケーターを使う目的

人間はどうしても感情で動いてしまいます。
「上がりそうだから買う」「下がりすぎて怖いから売る」──これが失敗の典型。

そこで役立つのがインディケーター。
インディケーターを使うことで、買い時・売り時を客観的に判断できるようになります。

主な役割は以下の3つです。

目的 インディケーターの例 主な使い方
トレンドを把握する 移動平均線・MACD 相場の方向を確認
過熱感を測る RSI・ストキャスティクス 買われすぎ・売られすぎを判断
反転サインを探す ボリンジャーバンド・一目均衡表 上昇・下落の転換点を見つける

② ボリンジャーバンド|価格の行きすぎを見極める

ボリンジャーバンドは、株価の上下の「ブレ幅(ボラティリティ)」を可視化するインディケーターです。
真ん中の移動平均線に対し、±1σ、±2σ、±3σといったバンドが表示されます。

  • 株価が+2σを超える → 買われすぎ(反落リスク)

  • 株価が-2σを下回る → 売られすぎ(反発のチャンス)

実践ポイント

  • 価格がバンドの外に飛び出した後に戻る動き(バンドウォーク終了)は、反転のサイン。

  • トレンドが強い時は、しばらく±2σの外を歩き続けることもあるので、「バンドを抜けた=即売買」ではなく戻りの確認を。


③ ストキャスティクス|勢いと過熱感を同時に測る

ストキャスティクスは、一定期間の高値・安値の中で現在の株価がどの位置にあるかを数値化したものです。
RSIより短期的な動きに敏感で、デイトレやスイングトレードにも向いています。

数値 状態 意味
80以上 買われすぎ そろそろ反落の可能性
20以下 売られすぎ 反発上昇の可能性

コツ

  • %K線と%D線のクロスに注目。
     → K線がD線を下から上に抜けると買いサイン
     → 上から下に抜けると売りサイン

  • RSIと組み合わせて「過熱感のダブルチェック」を行うと精度が上がります。


④ 一目均衡表|トレンドと勢いを一枚で読む

一目均衡表は、日本人投資家・一目山人が考案した究極のチャート分析とも呼ばれるツール。
5本の線(転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパン)で構成され、トレンド・反転・タイミングを一目で判断できます。

 見方のポイント

  • 転換線が基準線を上抜け → 買いシグナル(短期上昇)

  • 転換線が基準線を下抜け → 売りシグナル(短期下落)

  • 株価が雲の上にある → 上昇トレンド

  • 雲の下にある → 下降トレンド

  • 雲のねじれ → トレンド転換の前兆

補足
初心者は「雲の位置」だけ見てもOK。
雲の上にあれば買い優勢、下にあれば売り優勢と覚えておきましょう。


⑤ 指標を組み合わせてシナリオを作る

インディケーターは単体よりも、組み合わせで根拠を増やすことが重要です。
たとえば以下のように使うと、初心者でも「感覚売買」から脱出できます。

例①:反発のシナリオ

  1. RSIが30以下(売られすぎ)

  2. ストキャスティクスがゴールデンクロス

  3. ボリンジャーバンドの-2σを下回ってから戻る

複数のサインが重なれば「上昇反転の可能性」大

例②:上昇トレンド継続の確認

  1. 株価が移動平均線より上

  2. 一目均衡表の雲より上

  3. MACDが0ライン上で上向き

トレンドの勢いが強い=押し目買いチャンス

⑥ インディケーター活用の心得

  • 「完璧なサイン」は存在しない
     → どんな指標も確率のツール。損切りルールは必ず設定する。

  • 相場全体の流れとセットで見る
     → 日経平均・ナスダックなどの指数トレンドをチェック。

  • 過去のチャートで練習する
     → TradingViewなどでもし買っていたらをシミュレーション。

目指すのは「感覚でなく根拠で動く投資家」
インディケーターを使いこなせば、相場の波に飲まれる側から、波を読む側に変わります。


業績・業界分析で成長株を見つける

個別企業を分析するだけでは、株価の伸びしろは見えません。
本当に大切なのは、「業績の裏側にある成長構造と、業界全体の潮流」をつかむこと。
ここを押さえることで、単なる割安株探しから一歩進んだ、未来を読む投資が可能になります。


① 業績分析の基本|数字で企業の「伸びしろ」を読む

企業の健康状態や成長性を見極めるには、まず決算データを確認します。
特に見るべきポイントは次の3つです。

指標 意味 理想的な状態
売上高 企業のビジネス規模の大きさ 毎年安定して増加
営業利益・経常利益 本業でどれだけ稼いでいるか 売上に比例して右肩上がり
純利益 最終的なもうけ(株主還元の原資) 一時的でなく継続的な増益傾向

ポイント:売上と利益の両方を見る
売上だけ伸びていても、利益率が下がっていれば危険信号。
一方、売上横ばいでも利益率が改善している企業は「効率経営」への転換中で狙い目です。


② 成長率で企業の勢いをつかむ

成長株を見つけるには、「前年対比の伸び率(YoY)」が重要です。

指標 目安 見方のポイント
売上高成長率 年+10%以上 業界平均より高いか?
営業利益率 10%前後 成熟業界では高水準
ROE(自己資本利益率) 10〜15%以上 経営効率・資本の使い方の上手さ
EPS(1株利益) 継続上昇が理想 将来の株価上昇の原動力

補足:ROEの高い企業は株主思考が強い
ROE(Return on Equity)は株主の出資に対してどれだけ利益を上げているかを示す指標。
長期的に高いROEを維持している企業は、株価も安定的に上昇する傾向があります。


③ 同業他社との比較で「相対的な強さ」を見抜く

成長企業かどうかを判断するには、同業他社との比較(相対分析)が欠かせません。
単独で数字を見ても良し悪しが分かりにくいため、同じ業種の中で以下を比べてみましょう。

比較項目 見方
売上成長率 トヨタ vs ホンダ 同業他社より伸び率が高いか
営業利益率 ファナック vs 安川電機 利益率が安定しているか
ROE ソニー vs 任天堂 経営効率が優れているか
PER 同業平均と比較 割安・割高の判断材料に

コツ:PER・PBRは業界ごとに基準が違う

IT・ハイテク業界はPERが高くなりがち、金融・製造業は低め。

平均より高い=過熱とは限らず、成長期待が織り込まれている場合もあります。

④ 業界分析の基本|「波に乗る業界」を見つける

株価の成長は、企業の実力 × 業界の追い風で決まります。
どんなに良い企業でも、沈みゆく業界では上昇が限定的。
逆に、成長市場では普通の企業でも株価が伸びやすくなります。

成長業界の見極めポイント

  • 市場規模が拡大している(AI、半導体、再エネ、医療、DXなど)

  • 政策・補助金・国策テーマに関連(防衛、エネルギー、インフラなど)

  • 海外需要や人口動態が追い風

  • 新技術・イノベーションによる構造変化

  • 2020年代前半:AI・EV・再生可能エネルギーが世界的トレンド

  • 2025年以降:生成AI、宇宙、防衛、医療テックなどが注目分野に

国策に売りなし」という言葉の通り、政府の方向性に沿う業界は資金が集まりやすいのが特徴です。

⑤ 成長株を見つける3ステップ

初心者でも取り組める成長株の探し方はシンプルです。

  1. 業界を選ぶ
    「今、拡大している産業」をテーマで把握する(AI、再エネ、医療など)

  2. 業界内で上位企業を探す
     売上・利益・ROEが安定している企業を選ぶ

  3. チャートでタイミングを見る
     テクニカル分析で“今は上昇初動か”を確認する

この3つを順番に見るだけで、「なんとなく良さそう」から「根拠のある投資」に変わります。


⑥ 成長株投資で注意すべき落とし穴

  • 一時的なテーマ株(例:ブーム終焉で急落)

  • 赤字続きの新興企業(将来性だけでは持たない)

  • 金利上昇局面ではグロース株が下落しやすい

アドバイス
成長株は「夢がある分、ブレも大きい」。
NISAや積立で“少額ずつ時間分散することで、値動きリスクを抑えられます。


⑦ まとめ:数字+トレンドの両目で見る

業績だけでもダメ、トレンドだけでも危うい。
「企業の中身」と「業界の波」両方を見られる投資家こそ、安定して勝てるのです。

観点 見るポイント
企業分析 売上・利益・ROE・成長率
業界分析 市場拡大・国策・技術革新
投資判断 他社比較+チャート確認

分析の目的は、未来の利益を今の価格で買うこと。
数字の裏にあるストーリーを読めるようになれば、あなたの投資は一気にレベルアップします。


市場ニュース・トレンドを読み解く力

経済ニュースや決算発表、金利・為替・政策変更などのマクロ要因は、株価を大きく動かす外的要です。
これらを「株価目線で読む」習慣をつけると、相場全体の流れを一歩先に読めるようになります。

① 経済ニュースを「株価フィルター」で読む

ニュースの種類 株価への主な影響
米国金利の動向 金利上昇 → 株価下落傾向(資金が債券へ)
金利低下 → 株価上昇傾向(株が有利に)
為替(円安・円高) 円安 → 輸出企業に追い風、輸入企業はコスト増
円高 → 輸出企業に逆風
政権交代・経済対策 公共事業・インフラ関連株が動きやすい
決算発表・業績修正 予想上振れで株価急上昇、下振れで急落も

コツ:ニュースを業界別に読む
たとえば「金利上昇」は金融株にプラス、「円安」は自動車や機械にプラス。
ニュースを自分の持ち株・気になる業界と結びつけて読むと、理解が早まります。


② トレンド(相場全体の空気)をつかむ

相場には、数字では説明しにくい雰囲気のような波があります。
これをつかむには、マーケット全体の温度感を見るのがコツです。

チェックすべき指標

  • 日経平均株価・TOPIX(日本市場全体の動き)

  • NYダウ・NASDAQ・S&P500(米国市場)

  • 為替(ドル円)・金利・原油価格

  • 投資主体別売買動向(外国人投資家が買っているか?)

感覚を言語化する
「最近、日経は上がってるけど出来高が減ってる」=上昇の勢いが弱い
「為替が円安方向に動いてる」=輸出関連が上がりやすい
こうした“小さな気づき”を積み重ねることが、ニュース理解の第一歩です。


③ 初心者におすすめの実践トレーニング

投資は「見て・触って・慣れる」のが一番早いです。
初心者でも今日からできる練習法を紹介します。

 実践① デモトレードアプリで練習

実際の株価データを使い、仮想マネーで売買できるアプリを利用。
リスクなしでリアルな相場感覚をつかめます。
→ 例:「株たす」「トレダビ」など。

 実践② チャートサイトで分析練習

無料で使える「TradingView」や「株探(かぶたん)」でチャートを見て、
「上昇トレンド」「押し目」「出来高増加」などを目視で確認。

TradingView 世界中の投資家が使う高機能チャートツール。
  ブラウザ・スマホどちらでも使いやすく、スイングトレードの分析にも最適。
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実践③ 決算書を眺めるだけでもOK

最初は内容を理解しようとせず、数字の構成や推移を眺めるだけで十分。
だんだんと「利益が増えてる」「負債が減ってる」などの感覚がつかめます。


④ 学びを継続するためのおすすめ教材

種類 内容 初心者おすすめ度
書籍 『世界一やさしい株の教科書1年生』
『マンガでわかる!はじめての株式投資』
★★★★★
無料講座 証券会社の「はじめての株セミナー」やYouTube解説 ★★★★☆
情報サイト 株探(業績・ニュース)/トレーディングビュー(チャート分析) ★★★★★

コツ:毎日1ニュース・1チャートを見るだけでも効果大
最初から完璧を目指す必要はありません。
「1日1トピック学ぶ」だけでも、半年後には相場を読む力が確実に身につきます。

独学も大切ですが、体系的に基礎から学べる環境を活用するのも有効です。
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⑤ まとめ:データ×感覚で投資の勘を育てる

ニュース・トレンド分析は、「数字に表れない空気を読む力」。
これを鍛えることで、
チャートの動きが偶然ではなく必然として見えるようになります。

見るもの 意味
経済ニュース 外部要因(政策・金利・為替)を理解
トレンド分析 相場全体の方向感をつかむ
練習ツール 見て触って相場感を育てる

焦らず、「理解 → 実践 →反省」のサイクルを回すこと。
それが、初心者が分析できる投資家になる一番の近道です。


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