セキュア<4264>型案件で利益拡大へ、AIセキュリティの収益化が焦点

セキュア〈4264〉は、「AI×セキュリティ」を軸に、入退室管理・監視カメラ・映像解析などの高付加価値ソリューションを展開する先進的テクノロジー企業です。
2024年12月期は大幅な増収増益を達成し、2025年もAI技術の深化と新領域への拡大で成長が続く見通し。
パートナー戦略や「SECURE AI STORE LAB 2.0」の開発、NVIDIAとの連携強化など、次世代のセキュリティ市場をリードする体制を構築しています。

2026年03月12日に掲載されたセキュア<4264>の企業分析

元レポートは下記の通りです。
セキュア<4264>レポートPDF
出典元:FISCO

セキュア(4264)会社概要|AI×物理セキュリティで拡大、大型案件と収益性改善が成長ドライバー

セキュアは、入退室管理システムや監視カメラシステムなどの物理セキュリティ分野に、画像認識AIを組み合わせたソリューションを提供する企業です。
2002年に創業し、現在は法人向けセキュリティ領域に軸足を置いて事業を展開しています。

同社は、物理的対策・技術的対策・人的対策を組み合わせた統合型のセキュリティサービスを提供しており、顔認証や行動分析などのAI技術を活用した高付加価値サービスの開発を進めています。


2025年12月期の業績

2025年12月期の連結業績は、売上高6,840百万円(前期比9.5%増)、営業利益326百万円(同6.6%増)、経常利益299百万円(同2.1%増)と増収増益となりました。

一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は187百万円(同22.0%減)となっています。
これは一部プロジェクトの進捗遅れにより、期初計画に対して未達となった影響によるものです。

なお、第4四半期の売上高は過去最高を更新しており、需要自体は堅調に推移しています。


事業別の動向

主力製品の動向は以下の通りです。

  • 入退室管理システム:売上高1,857百万円(前期比6.9%増)
  • 監視カメラシステム:売上高4,178百万円(同7.5%増)

いずれも安定した成長を維持しており、企業のセキュリティ投資の拡大を背景に需要が継続しています。

また、AIを活用した画像解析サービスやエンジニアリング支援も展開しており、単なる機器販売にとどまらない付加価値の提供を行っています。


財務状況

2025年12月期末の財務状況は、総資産5,257百万円、負債2,331百万円、純資産2,926百万円となっています。

自己資本比率は55.7%まで上昇しており、財務の安定性は向上しています。現金及び現金同等物は2,226百万円と、前期比で増加しています。


2026年12月期の業績見通し

2026年12月期は大幅な増収増益が見込まれています。

  • 売上高:8,206百万円(前期比20.0%増)
  • 営業利益:620百万円(同90.1%増)
  • 経常利益:600百万円(同100.1%増)
  • 当期純利益:410百万円(同118.6%増)

大型案件の受注に加え、中小型案件の積み上げが見込まれており、売上・利益ともに大きく伸びる計画です。


成長戦略

同社は、AI技術を活用したセキュリティソリューションの強化を軸に成長を図っています。

特に以下の領域に注力しています。

  • 顔認証を中心とした高度セキュリティの普及
  • 商業施設やデータセンター向け大型案件の獲得
  • 無人店舗など新領域への展開(AI STORE)
  • パートナー企業との連携強化

AIとセキュリティを組み合わせたサービスの拡充により、単価向上と市場拡大の両立を目指しています。


まとめ

セキュアは、物理セキュリティ市場の拡大を背景に、AI技術を組み合わせた高付加価値ソリューションで成長を続けています。

2025年12月期は一部の進捗遅れにより最終利益が減少したものの、売上および営業利益は拡大しており、基調としては成長が継続しています。
2026年12月期は大型案件の寄与により、大幅な増益が見込まれる状況です。

今後は、大型案件の継続的な獲得と、AIサービスの収益化が成長持続のポイントとなります。

筆者コメント

この会社は、

・案件を獲得する
・導入する
・保守や追加契約で売上を積み上げる

この流れで売上が伸びるビジネスです。

今回のポイントは、利益が大きく伸びる前提になっている点です。

その前提になっているのは、

・大型案件の受注
・中小案件の積み上げ

この2つです。

そのため見るべきは、

・大型案件が継続するか
・単発で終わらないか

ここになります。

もう一つはAI関連です。

顔認証や画像解析は付加価値になりますが、

・単価にどこまで反映されるか
・継続収益につながるか

ここがはっきりしないと、機器販売中心の収益構造に戻る可能性もあります。

まとめると、

・案件の継続性
・AIの収益化

この2点が、そのまま成長に影響します。

現状は成長前提の計画になっているため、実際の受注状況と収益の積み上がりを確認していく段階です。

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2025年04月03日に掲載されたセキュア<4264>のレポート要約

元レポートは下記の通りです。
セキュア<4264>レポートPDF
出典元:FISCO

セキュア(株)の業績と成長戦略を解説

要約

2024年12月期に大幅な増収増益を達成したセキュア。AI×セキュリティを掲げ、高付加価値のソリューションを提供。2025年12月期も期待が高まる。

会社概要

セキュアはセキュリティ強化をミッションとし、AI×セキュリティ技術を活用したソリューションを提供。国内外で技術力を持つテクノロジー企業として成長。

事業概要

入退室管理システムや監視カメラシステムなど、様々なセキュリティソリューションを提供。AIを活用した空間に知性を与える取り組みを展開。

強み

AI技術を活用したセキュリティソリューションの開発と提供、世界的なデバイス・パートナー企業との連携、成長戦略の展開がセキュアの強み。

業績動向

2024年12月期の業績概要やセキュリティ関連事業の売上動向、財務状況などが分析され、安定した成長が示唆。

今後の見通し

2025年12月期の業績見通しや事業の進捗状況が掲載され、引き続き堅調な成長が期待。

成長戦略

パートナーの深掘・発掘+技術力強化、領域拡大、AI STORE LAB収益化の3つの成長戦略を掲げ、更なる成長を目指す。

財務状況

2024年12月期の資産合計は3,784百万円で増加、負債合計は2,502百万円で増加。キャッシュ・フローは収入。

事業の進捗状況

アライアンスの推進やSECURE AI STORE LAB 2.0の開発実績、NVIDIAパートナーネットワークへの参画が進行。

成長戦略

パートナーの深掘・発掘+技術力強化、領域拡大、AI STORE LAB収益化がセキュアの成長戦略。最先端技術を活用し、大型案件の受注に弾みがついている。
セキュア(株)は、AI技術を駆使したセキュリティソリューションで安定した成長を遂げており、今後も成長が期待される企業である。


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