【毎営業日更新】といといマーケットレーダー│需給を可視化する相場ダッシュボード

最終更新日:2025-10-14

本ページは、日本証券金融・JPXデータをもとに、明日逆日歩が付きそうな銘柄を自動スクリーニングし、リスクスコア化して毎営業日18:50頃に更新しています。
逆日歩(品貸料率)の発生リスクを可視化することで、我々投資家が空売りコスト・需給リスクを事前に察知できるよう設計しています。

使い方の概要としては、

  • リスク上位の銘柄ほど翌日逆日歩が付きやすい傾向。
  • リスク変化(前日比)が大きい銘柄=需給急変に注意。
  • 連日超過 / 拡大継続で需給継続や拡大を確認。
  • テーブル最下部に各指標の意味・活用法を解説。

※ 本ツールは参考情報です。投資判断は自己責任にてお願いします。
※ 投資判断を推奨するものではありません。

逆日歩逼迫アラート

明日逆日歩がつきそうな銘柄(上位0件)

順位 コード 銘柄名 リスク リスク変化 連日超過 拡大継続 貸株超過株数 超過率 ADV株数 ADV金額 最高料率 料率コスト(%) 要因
該当なし

指標の見方・使い方(逆日歩リスクの読み解き方)

本ページは、日本証券金融の貸借データと市場の出来高情報をもとに、
「明日、逆日歩(品貸料率)が発生しやすい銘柄」を機械的に抽出・スコア化しています。
最初にランキング(候補一覧)を確認し、必要に応じて下記の用語解説で深掘りしてください。

1. ランキングに表示される各項目の意味

リスク
逆日歩の付きやすさを 0〜100 でスコア化。貸株超過(需要)÷流動性のバランスを主要因に算出。
目安:HIGH(70以上)=警戒、MID(50〜69)=注意、LOW(〜49)=低リスク傾向。ただし決定因子ではなく可能性の指標です。
リスク変化
前日比のスコア差。急上昇(+値が大きい)は、需給タイト化の新規発生や拡大を示唆。短期的な注意喚起。
連日超過
貸株超過状態が連続している日数。
日数が長いほど、需給の偏りが解消されていない可能性。
拡大継続
貸株超過株数が前日より増加し続けている連続日数。需給悪化の進行度を見る軸。
貸株超過株数
需要(借りたい株)と供給の差。絶対量としてのひっ迫度を把握。
超過率
市場の回転能力(過去5日平均出来高=ADV)に対して、どれだけ超過が重いかを示す相対指標
例:20%=平均出来高の2割に相当する超過。絶対量の大小が異なる銘柄間でも比較しやすい。
ADV株数及びADV金額
過去5営業日の平均出来高(株数)と、その金額換算。流動性の質(さばける量)を把握。
金額ベースの方が大口資金の動きに近い。
最高料率
日証金の規定に基づく上限料率。実際の逆日歩は入札で決まるが、天井感の目安になる。
料率コスト(%)(推定コスト比率)
最高料率を株価で割ったコスト比率。同じ料率でも株価水準で負担感が異なるため、%表記での比較。
要因
「連日」「拡大」「低流動ギリギリ」など、リスクスコアに影響した主要フラグを表示します。
それぞれは次のような条件で算出され、需給ひっ迫の質を理解する手がかりになります。

  • 連日
    前日から貸株超過状態が継続している銘柄。需給の偏りが長期化しており、短期間では解消しにくい。
  • 拡大
    貸株超過株数が前日よりも増加している銘柄。空売りポジションの積み上がりが進行中で、翌日の逆日歩発生リスクが上昇。
  • 低流動ギリギリ
    過去5日平均出来高(ADV金額)が基準値を下回る低流動銘柄。板が薄く、わずかな需給変化でも料率が急上昇しやすい。

これらの要因を複合的に見ることで、単なるリスクスコア以上に、どんなタイプの需給ひっ迫か(継続型・拡大型・流動性要因など)を具体的に把握できます。

2. まずどこを見る?

  1. リスクが高い順にざっと確認(70以上は警戒)。
  2. リスク変化が大きい銘柄=新規リスク発生を重点チェック。
  3. 連日超過 / 拡大継続が続く銘柄=需給悪化の継続性に注意。
  4. 超過率で重さを比較。ADV金額で流動性の裏付けを確認。
  5. 最高料率 / 料率コスト(%)で逆日歩コストのインパクトを把握。

3. 活用シナリオ別ガイド

  • デイトレ/スイング
    「リスク急上昇 × 超過率↑」は短期注意。直近テーマ株や低出来高の急騰株は特にケア。
  • 空売りヘッジ
    「連日超過高い × 拡大継続高い × 超過率高い」銘柄の売り建ては逆日歩負担が重くなりやすい。
  • イベント前後
    配当・優待前後や決算集中期は、一時的な需給偏りでリスク急騰が出やすい(変化率を重視)。

4. よくある質問(FAQ)

Q. リスクが高い=必ず逆日歩が付く?
A. いいえ。可能性を相対比較するスコアです。実際の逆日歩は入札で決定され、相場状況で変動します。
Q. 「超過率」が高いのに逆日歩が付かないときがあるのは?
A. 需給の片面だけでは決まりません。貸付在庫の急回復・規制変更・価格変動などの要因で回避される場合があります。
Q. 「最高料率」と実際の逆日歩の関係は?
A. 最高料率は上限の目安で、実際の料率は入札結果(需要と供給のバランス)で決まります。

※ 毎営業日18:50頃更新
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※ 投資判断を推奨するものではありません。