2026年2月の東京株式市場は、衆院選を起点とした「高市トレード第2波」とAI・半導体関連の上昇を背景に、日経平均が史上最高値を更新する強い相場となりました。
一方で、米ハイテク株の調整、金利上昇、地政学リスクなどにより短期的な急落も挟み、「強いが振れ幅が大きい」高ボラティリティ相場が鮮明となりました。
前半は決算と政策期待が交錯、中盤は選挙結果を受けた需給主導の急騰、後半は過熱調整と再上昇を経て、最終的にはAI・金融政策期待を軸とした相場へと進化。
月を通しては、指数主導 → 政策主導 → 決算主導と、相場のフェーズが一段進んだ1カ月でした。
2月相場の全体構図
相場テーマ
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高市トレード第2波(衆院選大勝)
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AI・半導体・データセンター需要
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決算相場(個別選別)
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為替・金利の変動
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地政学リスク
相場の進化(重要)
| フェーズ | 状態 |
|---|---|
| 月初 | 決算+政策混在 |
| 中盤 | 政策バブル(需給主導) |
| 後半 | 過熱調整→再上昇 |
| 月末 | 決算+AIテーマ相場 |
週別サマリー
第1週(2/2〜2/6)|半導体調整と高市トレード思惑、決算主導へ
米ハイテク株安で半導体が重しとなる一方、衆院選を控えた政策期待が下支え。
指数は不安定ながら、決算の強い銘柄が物色され「個別相場」への移行が鮮明に。
➡ 詳細:2026年2月第1週 市況
第2週(2/9〜2/10)|衆院選大勝で政策相場が確信に、需給バブル発生
与党大勝を受け海外資金が一気に流入。
先物主導+踏み上げで日経平均は5万7000円台へ急騰。
➡ 詳細:2026年2月第2週 市況
第3週(2/16〜2/20)|過熱調整をこなし、トレンド維持を確認
乖離率25%の過熱状態から調整入りするも、押し目買いが入り再上昇。
政策期待とAIテーマが継続し、相場の強さが確認された週。
➡ 詳細:2026年2月第3週 市況
第4週(2/24〜2/27)|AI・金融政策期待で最高値更新、循環相場へ
エヌビディア決算と日銀人事を背景に株高が加速。
半導体→景気株への資金循環が進み、TOPIXも最高値更新。
➡ 詳細:2026年2月第4週 市況
初心者向け|2月相場の重要キーワード
高市トレード
政策期待により「株高・円安・金利上昇」が同時進行する相場
需給相場
先物・海外資金・踏み上げで株価が急騰する状態
決算相場
テーマより「企業の実力」で株価が動く局面
AIインフラ投資
データセンター・半導体・電線など広範囲に恩恵
過熱(乖離率・RSI)
上昇が行き過ぎた状態。調整のきっかけになる
2月の総括(結論)
2026年2月は、
でした。
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衆院選大勝 → 海外資金流入
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需給主導の急騰
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過熱調整をこなしながらトレンド維持
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AI・決算相場へ進化
特に重要なのは、
これは、
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押し目待ち資金が豊富
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海外勢が継続的に流入
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政策・テーマの裏付けがある
ことを示しています。
3月に向けた注目ポイント
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為替(円安継続 or 反転)
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米半導体株・AI関連動向
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日本企業決算の持続性
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日銀金融政策
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地政学リスク
投資スタンス
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追いかけ買いは慎重
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押し目は分割エントリー
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半導体は「強い銘柄のみ」
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セクター分散(金融・内需も併用)
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逆指値でボラ対応