【企業分析レポート】ジェイリース<7187>業績・成長戦略・投資ポイントまとめ

ジェイリース<7187>は、賃料債務保証業界のリーディングカンパニーとして、全国規模で事業を展開しています。
6期連続で過去最高業績を更新し、高いROEと健全な財務体質を維持。
M&Aや子会社化による事業拡張を積極的に進めながら、サステナビリティ経営と株主還元を両立する注目企業です。

2025年07月01日に掲載されたジェイリース<7187>のレポート要約

元レポートは下記の通りです。
ジェイリース<7187>レポートPDF
出典元:FISCO

会社概要と沿革

ジェイリース(7187)は2004年に設立され、賃料債務保証業界大手の1社であり、全国40店舗を展開しています。
2010年からは東日本にも進出し、事業展開を拡大しています。主力の「保証関連事業」を中心に、不動産関連事業やIT関連事業も展開しており、保証関連事業が主力となっています。
同社は業界のリーディングカンパニーとして、株主価値の向上にも注力している企業です。

業績動向と財務状況

2025年3月期には6年連続で過去最高の売上高・利益を達成しました。営業利益率は18.0%で、代位弁済発生率や代位弁済回収率が高水準で債権管理が適切に行われています。
財務面では、2025年3月期末には総資産が前期比4,055百万円増の15,641百万円となり、自己資本比率が37.8%、流動比率が141.0%で安全性を維持しています。
ROEが39.6%、ROAが22.8%と効率性・収益性が高水準であり、安定した財務状況を維持しています。

業績見通しと成長戦略

2026年3月期には売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が前期比増加見込みで過去最高を更新する見通しです。
主力の保証関連事業の拡大やM&Aによる事業連結を通じて成長を見込んでいます。
さらに、K-netを子会社化し、保証事業領域を拡大するなど、中長期の成長戦略も着実に進めています。
エイビスの子会社化によるITシステム業界への進出も期待されています。

サステナビリティへの取り組み

ジェイリースはサステナビリティに積極的に取り組み、環境、社会、ガバナンスに対する取り組みを強化しています。
社会的責任を果たすことを重視し、持続可能な経営を目指しています。

株主還元策

同社は配当性向40%程度を基準とし、株主への利益還元を重要課題と位置付けています。
2025年3月期には5期連続の増配を実施し、安定的かつ増配を目指しています。株主還元を重視する姿勢が株主からの信頼を集めています。

ジェイリースは着実な成長を続け、業績・財務状況の安定性や成長戦略、サステナビリティへの取り組み、株主還元策など、幅広い視点から企業価値を高めています。
今後も市場動向や競合状況に対応しながら、持続的な成長を遂げることが期待されています。


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