キャリアリンク(6070)は、BPOを中心とした事務系人材サービスを展開し、2026年3月期からの増収増益を見込む。
2期連続の減収減益を経て、新たに金融機関案件や医療・介護・保育などの新領域に進出し、事業の再拡大を図る。
中期経営計画ではDX投資やM&Aを積極推進し、サステナビリティ経営と株主還元の両立を目指している。
2025年06月27日に掲載されたキャリアリンク<6070>のレポート要約
元レポートは下記の通りです。
キャリアリンク<6070>レポートPDF
出典元:FISCO
キャリアリンク株式会社のビジネス展望と成長戦略に迫る
企業概要と業績動向
キャリアリンクはBPO関連を中心とした事務系人材サービス事業を展開しており、2026年3月期からの成長を目指している。
2025年3月期は2期連続の減収減益となったが、2026年3月期には増収増益に転じる見込みがある。事業セグメント別では、製造系人材サービス事業が好調であり、売上高の伸びが期待されている。
新規事業展開と成長戦略
2026年3月期からは首都圏でも金融機関案件を開始し、業務内容を拡大している。さらに、警備業や医療・看護・介護・保育など、新たな事業領域にも進出を検討している。
製造系人材サービス事業の拡大や新規取引先の開拓にも力を入れており、成長基盤の再構築を目指している。
中期経営計画と持続可能性への取り組み
2028年3月期までの中期経営計画では、売上成長率を5.2%に設定し、事業ポートフォリオの変革やDX投資、M&Aなどに積極的に取り組む方針を打ち出している。
また、サステナビリティにも注力し、地方自治体との取引拡大やSDGsへの貢献を目指している。
株主還元策と将来展望
株主還元策では、2028年3月期まで1株当たり120.0円の配当を続ける方針であり、株主優待制度も充実している。
キャリアリンクは持続的な成長と収益改善を目指し、将来的な業績向上に向けて積極的な戦略を展開している。
このように、キャリアリンク株式会社は新たな事業展開や成長戦略を通じて将来展望を見据え、持続可能な成長を目指していることが伺える。
株主還元策やサステナビリティへの取り組みも積極的であり、業界内での一層の注目が期待される企業である。
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