今回は、2025年06月19日に掲載された早稲田アカデミー<4718>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
早稲田アカデミー<4718>レポートPDF
出典元：FISCO
それでは早速見ていきましょう。
早稲田アカデミーの持続的成長と戦略についての総括
会社概要と業績動向
早稲田アカデミーは1975年に創業し、高い合格実績を誇る進学塾である。2025年3月期には14期連続の増収と4期連続の最高益を達成し、業績拡大の基調が続いている。特に小学部の売上構成比が高く、ICTを活用したサービスが差別化要因となっている。中学部や高校部も増収傾向であり、部門別売上高が順調に推移している。
今後の見通しと戦略
2026年3月期の業績見通しでは売上高や経常利益の増加が期待されており、中期経営計画の進捗状況も好調である。塾生数の増加や新規事業展開による収益向上に注力し、成長戦略を着実に進めている。特にLTV最大化やAI活用の取り組みを進めることで、退塾率の抑制や収益性向上を目指している点が注目される。
財務状況と株主還元策
同社は高い自己資本比率と無借金経営を維持し、健全な財務内容を維持している。株主還元策としては、安定配当を基本に株主還元を重視し、連結配当性向35%以上を目標としている。株主優待も継続し、株主への価値提供に努めている。
総括
早稲田アカデミーは高い合格実績と利便性の良いサービスが評価され、業績拡大の基調が続いている。中長期的な経営戦略や財務状況、株主還元策においても安定性を保ちつつ、成長戦略を着実に進めていることが伺える。今後も引き続き、早稲田アカデミーの発展に注目が集まることでしょう。
