今回は、2024年12月24日に掲載された三機工業<1961>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
三機工業<1961>レポートPDF
出典元:FISCO
それでは早速見ていきましょう。
三機工業についての総合レポート
要約
2025年3月期第2四半期の三機工業の業績は好調であり、営業利益が前年同期比で362.5%増加し、次期繰越高も8.7%増加して過去最高水準を達成しています。
会社概要
三機工業は、1925年に旧三井物産(株)の機械部を母体として設立された設備会社であり、建築設備やプラント設備の企画、設計、製作、監理、施工、販売、コンサルティングなどを主力事業として行っています。
事業概要
三機工業の事業は、建築設備事業、プラント設備事業、不動産事業の3つに分かれています。建築設備事業ではオフィスビルや工場向けの空調設備や電気設備を提供し、プラント設備事業では搬送機器や水処理施設を提供しています。
業績動向
2025年3月期第2四半期の業績は非常に好調であり、売上高や営業利益が前年同期比で大幅に増加しています。特に建築設備事業とプラント設備事業が堅調な推移を見せています。
今後の見通し
2025年3月期の業績予想は上方修正されており、受注高や工事の進捗状況によってはさらなる好業績が期待されています。また、新たな中期経営計画の策定が進められており、更なる成長が期待されています。
株主還元策
三機工業は積極的な株主還元を行っており、2025年3月期の配当性向や総還元性向が高い見込みです。110.0円の配当を予定し、150万株の自己株式取得を計画しています。
まとめ
三機工業は、建築設備やプラント設備を中心とした事業で着実な成長を遂げています。今後も業績の好調な推移が期待され、株主還元策も充実しているため、投資家にとって魅力的な企業と言えるでしょう。三機工業の今後の展望に注目したいですね。