今回は、2024年12月12日に掲載されたD&Mカンパニー<189A>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
D&Mカンパニー<189A>レポートPDF
出典元：FISCO
それでは早速見ていきましょう。
企業調査レポート: D&Mカンパニーの株式について
要約
2025年5月期第1四半期の業績は順調に伸長し、増収増益で着地。主力のF&Iサービスが好調であり、2025年5月期の業績も期待される。
会社概要
D&Mカンパニーのビジネスモデル
D&Mカンパニーは医療・介護・障害福祉及びヘルスケアサービス関連事業向けの経営サポート事業を展開しており、F&Iサービス、C&Brサービス、HR&OSサービスの3軸で事業を展開している。
事業概要
– F&Iサービス: 診療・介護報酬債権ファクタリング、金融支援などを提供。
– C&Brサービス: 事業・組織・業務改革コンサルティング、M&A支援などを提供。
– HR&OSサービス: 人材紹介・アウトソーシング、教育研修などを提供。
業績動向
2025年5月期第1四半期の業績は増収増益で、F&IサービスとC&Brサービスが好調。財務状況も改善しており、将来の成長が期待される。
今後の見通し
2025年5月期の業績見通しは好調であり、F&IサービスやC&Brサービスの伸長が期待される。市場動向や顧客ニーズにも対応していく方針。
成長戦略
短期的施策としてファクタリングを中心としたサービス提供を行い、顧客基盤を拡大。中長期的施策では顧客基盤を活用し、新たなニーズに対応してサービスを拡充する戦略を取る。
株主還元
株主還元に関する詳細は記載されていない。
株式レポート概要
財務状況
企業の財務状況については以下のような指標が示されています。
– 負債合計が7,520億円から6,741億円に減少した。
– 自己資本比率は14.5%から22.5%に増加した。
主要経営指標
主要経営指標において、自己資本比率が8.1ポイント増加し、流動比率も16.0ポイント増加したことが示されています。
今後の見通し
2025年5月期の業績見通し
2025年5月期の業績見通しでは、売上高や営業利益などが前期比で増加する見通しとなっており、F&IサービスやC&Brサービスが業績をけん引することが期待されています。
市場動向
医療・介護業界を取り巻く課題や市場規模についての説明があり、少子高齢化の進展に伴う医療・介護業界の課題や需要の高まりが示されています。
成長戦略
債権買取サービスを中心に
企業の成長戦略として、債権買取サービスを中心に顧客基盤を固め、取引規模を拡大して顧客単価を向上させる方針が示されています。
株主還元
配当政策
2025年5月期には1株当たり5円の期末配当を予定しており、成長戦略投資に向けた内部留保を優先する姿勢が示されています。
D&Mカンパニーは安定した業績推移と将来の成長を見据えた戦略を展開しており、株主にも期待の持てる企業と言えるだろう。
