今回は、2024年11月15日に掲載されたシステムインテグレータ<3826>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
システムインテグレータ<3826>レポートPDF
出典元:FISCO
それでは早速見ていきましょう。
システムインテグレータ(3826)の企業調査レポートまとめ
システムインテグレータ(3826)は、独立系のソフトウェア開発会社であり、企業の生産性向上に貢献するソフトウェアの開発・販売を行っています。主力製品には、データベース開発支援ツール「SI Object Browser」や統合型プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」が含まれています。
2025年2月期第2四半期の業績では、売上高と営業利益が期初計画を上回り、特にERP事業が好調でした。しかし、下期に予定していたプロジェクトの開始時期が2026年2月期に延期される見込みです。同社は2年経営計画を掲げ、2026年2月期の業績目標として売上高5,000百万円、営業利益336百万円を目指しています。
FISCO Ltd.はシステムインテグレータとして、ERP事業、AI事業、その他事業を展開しており、2025年2月期第2四半期の業績は好調であった。ERP事業では、「GRANDIT」を中心に好調に推移しており、AI事業も新サービスの検討が進んでいることが増収要因となっています。
財務面では、自己資本比率が77.7%であり、無借金経営で手元キャッシュも26億円強という健全な状況である。今後は、ERP事業やAI事業の拡大を図りつつ、その他の事業の伸び悩みに対処するためにマーケティング活動を強化し、顧客数の増加を目指すことが重要となるでしょう。
株主還元策とSDGsへの取り組みでは、配当性向30%を基準にした安定的な株主還元や株主優待制度の導入が行われています。また、SDGsへの取り組みでは環境面や社会面での活動が積極的に行われ、CSR活動にも力を入れています。
以上が、システムインテグレータの株式レポートの要点まとめです。