2025-08-06の株式相場 ~市況~

6日の東京株式市場では日経平均株価が続伸し、前日比245円32銭(0.60%)高の4万0794円86銭で取引を終えました。この日は好決算を発表した銘柄を中心に物色が広がり、円安・ドル高の進行も輸出関連株の買いを支えました。特に三井不やダイキンなどの銘柄が好調で、米報道によるソフトバンクグループ(SBG)の上昇も目立ちました。

一方、前日の米ハイテク株安の影響で半導体関連株に売りが出て、日経平均は一時下落する場面もありました。外国為替市場では円相場が一時1ドル=147円台後半に下落し、輸出関連株を中心に買いが入りました。

この日の東京市場では、ナスダック総合株価指数や半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落が影響して、東エレクやディスコなどに売りがかさんだものの、東証株価指数(TOPIX)は続伸しました。

東証プライムの売買代金は5兆4274億円で、値上がり銘柄数が1278、値下がりが293、横ばいが51でした。コナミGや三菱商、フジクラなどが上昇し、一方でリクルートやキッコマン、メルカリなどが下落しました。

市場全体としては、好決算銘柄や円安の流れに支えられた日経平均株価の上昇が目立ちましたが、米国市場の動向やハイテク株の影響が引き続き警戒されるポイントと言えるでしょう。投資家は企業の業績や市場の動向を注視しつつ、リスク管理を十分に行うことが重要です。

\情報配信中!/