2025-07-24の株式相場 ~市況~

24日の東京株式市場では日経平均株価が大幅に上昇し、過去最高値を更新しました。日米関税交渉の合意や世界各国との貿易交渉の進展による期待感が相場を押し上げました。特に大型株を中心とする「TOPIXコア30」の上昇率が目立ち、海外投資家の資金流入が見られました。

しかし、午後には一時的に伸び悩む場面も見られました。市場では、金利上昇や円高、米相互関税の懸念などマイナス要因も指摘されました。長田清英チーフストラテジストの指摘によれば、市場の状況は1年前の高値と比べて十分な条件が整っていないとの見方もあり、短期筋主導の株高には警戒が必要とされています。

一方、TOPIXは3日続伸し、過去最高値を更新しました。銀行株の上昇が押し上げ要因となり、市場全体が活況を呈しています。値上がり銘柄数が多く、売買代金も高水準を維持しています。

個別銘柄では、ファストリ、ソフトバンクグループ、リクルートなどが高値を更新し、一方でアドテストやレーザーテクなどが下落しています。投資家は市場の状況を注視しつつ、適切なポジションを取ることが求められるでしょう。

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