2025-06-09の株式相場 ~市況~

6月9日の東京株式市場では、日経平均株価が続伸し、3万8000円台に乗せる結果となりました。この上昇は、米雇用情勢の底堅さや米株式市場の上昇による投資家心理の改善が背景にあります。特に成長株を中心に買いが入り、一時400円を超える上昇となりましたが、利益確定売りも出て上値が重くなったとのことです。

米国の5月の雇用統計が市場予想を上回り、米景気に対する懸念が後退したことも、市場の上昇を後押ししました。さらに、トランプ大統領が米中の貿易協議に進展があることを示唆したことも、株価を支える要因となりました。

日経平均が心理的な節目である3万8000円を超えたことで、利益確定売りが出やすくなったことも要注意です。また、東証株価指数やJPXプライム150指数も上昇し、市場全体が活況を呈しています。

個別では、大塚HDやアドテスト、ソフトバンクGなどが買われ、一方でエムスリーや三菱商などが安い動きを見せています。

市場は引き続き米国の経済指標や米中の貿易協議の進展などに敏感に反応することが予想されます。投資家は市場の動向に注意を払いつつ、リスク管理をしっかりと行うことが重要です。

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