東京株式市場が6日、大幅に続伸したニュースが報じられました。日経平均株価は前日比1005円77銭(2.61%)高の3万9480円67銭で取引を終えました。この上昇の背景には、米大統領選挙に関する情報が影響しています。共和党候補のトランプ前大統領が優勢と伝わり、外国為替市場では円安・ドル高が進みました。この動きに連動して、東京市場では幅広い銘柄が買われたと報じられています。
5日の米株式市場でのハイテク株の上昇が、東京市場でも影響を及ぼしました。半導体関連株の値上がりや、米サプライマネジメント協会が発表した10月の非製造業景況感指数が市場予想を上回るなどの好材料が相まって、東京市場は好調な展開を見せました。さらに、米連邦準備理事会(FRB)による利下げの観測も株価を押し上げ、日経平均は堅調な推移を示しました。
米大統領選挙に関する情報が市場を揺さぶりました。特に、共和党候補のトランプ氏が激戦州で優勢との報道が伝わると、東京外国為替市場では円安・ドル高が急速に進みました。この動きに伴い、日経平均も上昇し、一時1100円を超える上昇幅を記録しました。
一方、市場では一巡の買いが終わると、一部の銘柄が伸び悩む場面も見られました。ホンダが2025年3月期の連結純利益を下方修正したことや、トヨタが市場予想を下回る決算を発表したことなどが影響し、一部の株価は下落しました。
東証株価指数(TOPIX)やJPXプライム150 指数も続伸し、東証プライムの売買代金や売買高もそれぞれ高水準を記録しました。ファナックやディスコ、任天堂など一部の銘柄が上昇し、一方でホンダやSUBARU、ニトリHDなども下落したと報じられました。
この日の東京株式市場は、米大統領選挙や企業の決算情報など様々な要因が相まって大きな値動きを見せました。今後も市場の動向に注目が集まります。
【日経QUICKニュース(NQN)より引用】