今回は、2025年09月08日に掲載されたグッドパッチ<7351>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
グッドパッチ<7351>レポートPDF
出典元：FISCO
それでは早速見ていきましょう。
グッドパッチ株式会社のビジネスモデルと成長戦略を探る
1. 企業概要と事業内容
グッドパッチ株式会社は、UI/UXデザインを通じてDXを支援し、デザインの力で世界を前進させることをビジョンに掲げています。会社は、デザインパートナー事業とデザインプラットフォーム事業を展開し、顧客企業のDXを支援しています。デザインパートナー事業では、UX/UIデザインを中心にデザイン支援を行い、デザインプラットフォーム事業ではデザイナー採用支援サービスやオンラインホワイトボードツールを提供しています。
2. 成長戦略と展望
グッドパッチ株式会社は、既存事業領域の成長を加速し、新規事業領域にも注力する成長戦略を展開しています。特にAI領域とHR領域に進出し、企業変革支援に必要なケイパビリティを獲得するため、M&Aを積極的に推進しています。また、デザインの重要性が高まる中、顧客企業のDXを支援し、成長戦略を展開することで、今後の成長を見込んでいます。
3. 業績動向と財務状況
2025年8月期第3四半期累計業績では大型プロジェクトの継続が増収増益に貢献し、売上高や営業利益の増加傾向が続いています。資産合計は増加し、自己資本比率も健全な水準を維持しています。ただし、収益性は低下しており、今後は収益性の向上に向けて取り組む必要があります。
4. 株主還元策と今後の展望
2025年8月期から配当政策を導入し、株主還元を重視している方針を示しています。将来のM&Aへの活用も視野に入れつつ、配当性向20%-30%を目安に、株主価値の向上に努める方針です。大型プロジェクトの継続により、今後の業績見通しは良好であり、着実な成長が期待されています。
以上が、グッドパッチ株式会社のビジネスモデル、成長戦略、業績動向、株主還元策についてのまとめです。デザインの力を活かし、顧客企業のDXを支援する取り組みが、今後の成長に繋がることが期待されます。
