今回は、2025年08月29日に掲載されたproperty technologies<5527>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
property technologies<5527>レポートPDF
出典元：FISCO
それでは早速見ていきましょう。
property technologies（5527）の事業展開と業績動向を解説
要約
property technologiesは、「リアル（住まい）×テクノロジー」を軸に中古住宅市場で成長を続けている企業であり、2025年11月期中間期では収益性が向上し大幅増益を記録している。プレミアムマンションの販売加速やスタンダードマンションの再拡大により、中期目標の営業利益28億円も視野に入れている。同社はテクノロジーを活用した事業展開や組織文化が強みであり、成長が期待されている。
property technologiesの事業概要とビジネスモデル
会社概要
property technologiesは2000年に設立され、中古住宅再生事業や戸建住宅事業を展開している。「リアル（住まい）×テクノロジー」を軸に事業を拡大してきた企業であり、AIなどのテクノロジーを活用した仕組みが特徴。
事業概要
同社は中古住宅再生事業や戸建住宅事業を展開しており、AI査定や物件管理システムなどのテクノロジーを活用している。主力の中古住宅再生事業では、マンション買取再販事業やiBuyerビジネス、SaaSサービスを提供している。
property technologiesの主要事業と特徴
マンション買取再販事業
property technologiesのマンション買取再販事業では、FURVALブランドを展開し、リノベーション空間に合わせた家具や家電を提供。一次取得者層をターゲットにし、地方圏に強みを持つことで高収益で高回転の物件比率を確保している。
プレミアムマンション事業
同社はプレミアムマンション事業を展開し、新しいコンセプトに基づいた希少な物件を厳選して販売。また、iBuyerビジネスでは個人から物件を直接仕入れるプラットフォーム「KAITRY」を開始し、不動産の売買プロセスを簡素化している。
SaaSサービス
property technologiesは仲介会社向けにAI査定や提案書作成などのSaaSサービスを提供。金融機関や士業などにも展開し、業務の効率化や高付加価値化を図っている。
property technologiesの業績動向と将来展望
業績動向
2025年11月期中間期では売上高24,202百万円、営業利益1,077百万円と増益傾向にあり、特に中古マンションの収益性が向上している。プレミアムマンションや開発案件の採算が好調であり、引き続き成長が期待されている。
将来展望
同社の中期経営計画「VISION2026」では、売上高600億円、営業利益28億円を目指す計画が策定されており、成長戦略として厳選仕入やプレミアムマンションの販売、テクノロジー活用の強化が重要視されている。
property technologiesは「リアル（住まい）×テクノロジー」を活かした事業展開により、成長を続ける企業であり、今後の展望も期待される。
