【2025年07月14日】ソフト99コーポレーション<4464>レポート要約

今回は、2025年07月14日に掲載されたソフト99コーポレーション<4464>のレポートを要約しました。

元レポートは下記の通りです。
ソフト99コーポレーション<4464>レポートPDF
出典元:FISCO

それでは早速見ていきましょう。

DMM FX

ソフト99コーポレーション株式レポート

要約

ソフト99コーポレーションは、カーワックスや洗浄剤、補修材などのカー用品の大手で、ポーラスマテリアル事業で高シェアを持つ成長企業。2025年3月期は営業利益で過去最高を更新し、2026年3月期は減益見込みも成長が期待される。

事業概要

ソフト99コーポレーションは、ファインケミカル事業とポーラスマテリアル事業を主力とし、海外事業やサービス事業も展開している。ポーラスマテリアル事業は、子会社のアイオン(株)でPVA素材をベースとしたスポンジ製品を製造し、産業資材や生活資材向けに提供している。サービス事業では自動車整備・鈑金事業、自動車教習事業、生活用品企画販売事業を展開しており、不動産関連事業も含まれている。

業績動向

2025年3月期はポーラスマテリアル事業が好調で、営業利益が過去最高を記録した。ファインケミカル事業では一部減収もあったが、ポーラスマテリアル事業の大幅増収が業績をけん引した。2026年3月期はファインケミカル事業において新基幹システム導入による減価償却費増加が影響し、営業利益が減益見込みとなっている。

今後の見通し

中期経営計画では売上高31,700百万円、営業利益3,780百万円を掲げているが、ファインケミカル事業の苦戦や広告宣伝費用の増加により目標を下方修正している。しかし、ポーラスマテリアル事業やサービス事業などの堅調な売上推移が期待されており、企業の成長には期待が寄せられている。

株主還元策

ソフト99コーポレーションは増配を継続し、自己株式取得を通じて資本効率改善に取り組んでいる。PBRが約0.6倍と純資産価値を割れているが、企業価値向上に注力しており、株主に対して安定的な配当を実施している。2026年3月期では11期連続の増配を予定しており、株主還元策にも力を入れている。

以上がソフト99コーポレーション株式に関する総合レポートです。企業の事業概要から業績動向、今後の見通し、そして株主還元策までを網羅し、投資を検討する際の参考にしていただければ幸いです。

\情報配信中!/