今回は、2025年07月03日に掲載された高島<8007>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
高島<8007>レポートPDF
出典元:FISCO
それでは早速見ていきましょう。
高島株式会社の業績と展望
## 要約
2026年3月期には営業利益過去最高を目指す高島株式会社。
総還元性向は100%で、持続的成長を目指している。
高島は、建材セグメント、産業資材セグメント、電子・デバイスセグメントの3つのセグメントで事業展開。
2025年3月期の業績は順調であり、2026年3月期もさらなる成長が期待されている。
### 2025年3月期の業績概要
– 売上高が前期比4.9%増の94,503百万円
– 営業利益が同21.8%増の2,129百万円
– 経常利益が同1.0%増の2,024百万円
– 当期純利益が同67.6%減の1,566百万円
### 2026年3月期の業績見通し
– 売上高が前期比16.4%増の110,000百万円
– 営業利益で同22.1%増の2,600百万円
– 経常利益で同28.4%増の2,600百万円
– 当期純利益で同21.3%増の1,900百万円
## 会社概要
高島は、1915年に創業した機能商社であり、グローバルな事業展開を行っている。
建材セグメント、産業資材セグメント、電子・デバイスセグメントの3つのセグメントで事業を展開。
中期経営計画「サステナV」に基づき、持続的成長を目指し、株主還元策を展開している。
## 岩水開発(株)のM&Aによる強化
岩水開発(株)を完全子会社化したことで、設計・施工機能が強化され、顧客提供価値が向上。
主要取扱商品は壁材、耐火被覆材、建材、工法、資材、膜構造、省エネ機器など多岐にわたり、事業領域が拡大。
### 主要取扱商品の概要
– 壁材、耐火被覆材、その他建材、工法、資材、膜構造、省エネ機器など幅広い商品を取り扱う。
– 住宅資材、断熱資材なども提供しており、多様なニーズに対応している。
## 再生可能エネルギー資材の展開
再生可能エネルギー資材に注力し、太陽光発電システムや蓄電池、自社開発架台などを提供。
新エネルギー流通システム(株)の子会社化やデジタルグリッド技術の普及に取り組んでいる。
高島株式会社は、業績好調であり、将来展望も明るい。
持続的成長と顧客価値向上に注力し、積極的な事業展開を続けている。