今回は、2025年07月02日に掲載されたアール・エス・シー<4664>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
アール・エス・シー<4664>レポートPDF
出典元:FISCO
それでは早速見ていきましょう。
アール・エス・シー(4664)のビジネス展開と業績動向
アール・エス・シーの事業展開と歴史
アール・エス・シーは総合ビルメンテナンス企業であり、警備保障、清掃、設備管理、人材サービスなど幅広いサービスを提供しています。1986年に派遣事業に参入し、総合提案力を築いてきました。名古屋営業所を皮切りに地方への進出を果たし、東京証券取引所に上場するなど、事業拡大を続けています。
アール・エス・シーの業績動向
2025年3月期は期初計画を上回る増収増益を達成し、売上高8,845百万円、営業利益301百万円となりました。売上高は安定して推移し、収益性の強化に取り組んできたことで利益成長を達成しています。2026年3月期の業績見通しでは、売上高8,300百万円、営業利益300百万円となり、前期比減収も営業利益は前期並みを確保する見通しです。
アール・エス・シーの主な活動実績
アール・エス・シーは警備DXの導入に積極的に取り組んでいます。AI警備システムの導入に成功し、サンシャインシティプリンスホテルやHazeraTowerでの実証実験を進めています。AIを活用した警備システムにより、業務効率や差別化を図っています。
アール・エス・シーの今後の展望
アール・エス・シーは中期経営計画において収益力、技術力、職場環境、経営基盤の強化を基本戦略とし、M&AやAI警備システムの導入を通じて持続的な利益成長を目指しています。2026年3月期では、新たな顧客の獲得や警備DXの導入を重点取り組みとして掲げており、安定的な経営成績と利益配分を重視しています。
アール・エス・シーは豊富な歴史と幅広いサービス提供により、安定した業績を維持しながら、新たな技術やサービスの導入により成長を続けている企業として注目されています。これからもその成長に期待が寄せられています。