今回は、2025年06月11日に掲載されたNo.1<3562>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
No.1<3562>レポートPDF
出典元:FISCO
それでは早速見ていきましょう。
COMPANY RESEARCH AND ANALYSIS REPORT
要約
2025年2月期は増収減益ながら計画を上回る着地。成長加速に向けた先行費用を積極投入。
会社概要
株式会社No.1は、情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売を主な事業とし、OA関連商品の販売や保守事業も行っている。中小・零細企業を主な顧客とし、業容を拡大してきた。
企業特長
同社は顧客接点とメーカー機能を生かしたマーケットイン型製品の開発・販売に強みを持ち、プラットフォーム型ビジネスを展開している。これにより、様々な商材とのシナジーを可能とし、収益モデルの構築に成功している。
業績推移
2025年2月期の業績は増収減益であり、売上高や営業利益は右肩上がりに推移している。自己資本比率やROEも安定しており、財務基盤は良好である。
決算概要
2025年2月期の決算は期初予想を上回る着地を果たし、先行費用の積極投入やM&A、業務提携により事業領域の拡大及び基盤強化に取り組んでいる。
主なトピックス
同社はソフトウェア受託開発子会社化や特許技術を有する企業との業務提携など、新たな事業展開に成功している。M&Aや業務提携を通じて、新たな事業領域への投資を行い、事業基盤の強化に取り組んでいる。
業績見通し
2026年2月期の業績予想は売上高が増加し、業績は順調に拡大する見通しである。成長戦略の成功と収益性の向上が期待される。
中期経営計画「Evolution2027」の方向性
同社は2024年4月に公表された中期経営計画「Evolution2027」に基づき、構造改革、事業拡大、収益構造の安定化に注力している。Vision2030を掲げ、売上高240億円、営業利益34億円を目指す。
株主還元策
同社は株主への還元策として、配当増加や株主優待制度の導入を行っており、中小企業を中心に事業拡大を目指し、市場への影響力を拡大する計画を立てている。
このように、株式会社No.1は安定した業績推移と積極的な事業展開を行い、将来性の高い企業として注目されている。中期経営計画や株主還元策の実施により、成長戦略の成功が期待される。