今回は、2025年06月06日に掲載されたDDグループ<3073>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
DDグループ<3073>レポートPDF
出典元：FISCO
それでは早速見ていきましょう。
DDグループ株式総合レポート
1. 会社概要
DDグループは、飲食・アミューズメント事業とホテル・不動産事業を展開しており、2025年2月期には過去最高益を更新している。創業者である松村厚久氏のクリエイティブ力により、日焼けサロン店からスタートし、M&Aによる規模拡大を進めている。東証プライム市場に上場し、業績拡大と効率性の追求に注力している。
2. 新たな成長期の取り組み
2015年2月期から高収益ブランドによる出店拡大や海外事業展開、新規事業への積極的な取り組みを行っている。M&Aによる事業拡大やグループ再編、海外進出など、多角的な成長戦略を展開している。
3. 企業特長
DDグループの特長は、ブランドマネジメントとドミナント展開にあります。保有ブランドの多様性を生かし、収益の安定と成長を両立させる取り組みを行っています。また、好立地への集中出店により効率性と回遊性を向上させ、首都圏以外の主要都市への出店エリアを拡大しています。
4. 決算動向
2025年2月期の連結業績は増収増益であり、過去最高益を更新しています。飲食・アミューズメント事業やホテル・不動産事業の収益が好調であり、業績は順調に推移しています。財務の安全性も確保されており、自己資本比率は25.8%と安定しています。
業績レポート
1. 高益を更新、業態の優位性を示す
DDグループは高益を更新し、業態の優位性を示しています。新規出店は順調に立ち上がり、業態開発力も健在であり、A種優先株式の一部償還により財務基盤の安定化が確認されています。IPコンテンツ活用や共同購買プラットフォームによる成果も見られています。
2. 活動実績
– A種優先株式の一部償還：自己資本増強と財務基盤安定化を目指す
– 新規出店の実績：2025年2月期に4店舗の新規出店と業態変更
– IPコンテンツを活用した店舗運営受託：他社IPコンテンツ活用や新規サービス創出に成功
– DDプラスによる共同仕入れ事業の進捗：共同購買プラットフォームが順調に拡大
– グーグル・クラウドとのジョイント・ビジネス・プラン：デジタルマーケティング強化とAIによるデータ分析活用に取り組む
3. 業績見通し
2026年2月期も増収増益が見込まれ、中期経営計画の目標達成を目指しています。売上高、営業利益、経常利益、純利益の増加が期待されています。
4. 弊社の見方
DDグループは中期経営計画の最終年度を着実に進める方針であり、財務安定と新たな収益ドライバーの発展に注力しています。
DDグループは積極的な成長戦略と安定した業績を背景に、今後も業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立していくことが期待されます。
