今回は、2025年04月03日に掲載されたサイオス<3744>のレポートを要約しました。
元レポートは下記の通りです。
サイオス<3744>レポートPDF
出典元:FISCO
それでは早速見ていきましょう。
サイオス株式会社の業績と成長戦略に迫る
## 要約
### キーポイント
– 2024年12月期業績は過去最高売上を更新、3期振りの黒字転換を達成
– 2025年12月期業績計画は保守的であり上振れ余地を秘める
– 中期経営計画では自社開発製品・サービスをけん引に堅実な成長を目指す
## 会社概要
### 1. 会社沿革
1997年設立し、M&Aを活用し国内外で事業領域を拡大。2017年に持株会社体制に移行し、子会社を集約。
### 2. 事業内容
OSSを軸にITシステムの開発や運用サポートなどを展開。オープンシステム基盤事業とアプリケーション事業に分けられる。
### 3. 特徴と強み
OSS技術と運用ノウハウを持ち、大手企業を顧客に持つ。競合他社が少なく競争優位性を維持。
## 業績動向
2024年12月期は過去最高の売上と営業利益を記録し、3期振りの黒字転換を達成。
## 業績見通し
2025年12月期は減収見込みだが、営業利益は増益見込み。保守的な計画設定から上振れ余地あり。
## 中長期的な成長戦略
中期経営計画では堅実な成長を目指し、自社製品・サービスの機能開発やAI活用で差別化を図り成長を目指す。
## 株主還元策
2024年12月に金融機関向け事業を売却し、特別利益を計上。
業績動向と財務状況の分析
業績動向
2024年12月期に過去最高の売上を達成。Red Hat,Inc.関連商品や自社開発品「LifeKeeper」が好調。営業利益と経常利益も改善。
財務状況
2024年12月期末の財務状況では資産合計が増加し、負債合計も増加したが、有利子負債比率が低下し自己資本比率が上昇。財務基盤の強化が進んでいる。
業績見通しと成長戦略の展望
業績見通し
2025年12月期は減収見込みだが、自社製品の成長や粗利率の改善により利益の上振れが期待。中長期的には収益拡大やROIC向上を目指す成長戦略を展開。
成長戦略
中期経営計画において、各事業セグメントの成長戦略を策定。自社製品やサービスを中心に成長を目指し、収益性や財務基盤の強化を図る。
セグメント再編成と成長戦略の展開
再編成
各セグメントごとに成長戦略を策定し、投資家に企業の成長ストーリーを伝え企業価値の向上を図る。
各セグメント概要
1. プロダクト&サービス事業:利益が最大。機能開発や性能改善、デジタルマーケティングを強化。
2. コンサルティング&インテグレーション事業:コンサルティングとシステムインテグレーションサービスを提供。
3. ソフトウェアセールス&ソリューション事業:国内外の先端ソフトウェアの仕入販売とテクニカルサポートを提供。
プロダクト&サービス事業の成長戦略
成長戦略の要点
1. 機能開発・性能改善とAI活用による製品差別化
2. 販売チャンネル拡大及びデジタルマーケティング強化
3. カスタマーサクセスを通じた顧客エンゲージメント強化
2027年12月期には売上高6,900百万円、セグメント利益695百万円を目指す。
「Gluegentシリーズ」の成長
「Gluegent flow」と「Gluegent Gate」の合計ARRは順調に成長し、2024年12月時点で前年比13.0%増の652百万円。