【2024年12月10日】アール・エス・シー<4664>レポート要約

今回は、2024年12月10日に掲載されたアール・エス・シー<4664>のレポートを要約しました。

元レポートは下記の通りです。
アール・エス・シー<4664>レポートPDF
出典元:FISCO

それでは早速見ていきましょう。

DMM FX

アール・エス・シー(4664 東証スタンダード市場)の魅力と将来展望に迫る

会社概要

アール・エス・シーは総合ビルメンテナンス企業であり、人材サービスも展開している。主力の警備保障に加え、清掃、設備・受付、人材サービスなどを提供している。業績は着実に成長し、DX化に向けた取り組みを積極的に進めている。

業績概要と業績見通し

2025年3月期上期では、売上高が前年同期比20.6%増の5,082百万円、営業利益が同11.4%増の244百万円となり、予想を上回る増収増益を達成した。2025年3月期の連結業績予想も上方修正され、売上高は前年比10.1%増の8,914百万円、営業利益は同0.7%減の282百万円となっている。特に大型イベント業務や新規受注による売上高の増加が目立つ。

成長戦略

アール・エス・シーは中期経営計画において、収益力の向上、技術力の強化、職場環境の改善、経営基盤の強化を基本戦略とし、持続的な利益成長を目指している。2026年3月期には売上高を7,500百万円、営業利益を300百万円、ROE10%を目標として掲げている。また、AI警備システムの本格運用やM&Aによる基盤強化に注力しており、需要拡大に対応していく方針を示している。

株主還元策

アール・エス・シーは株主還元策にも積極的であり、年間配当予想を2度目の上方修正し、1株当たり24円(中間7円、期末17円)を予定している。配当性向を維持しながら、株主に対する利益配分を重要視しており、追加的な増配の可能性も示唆されている。

まとめ

アール・エス・シーは業績の安定した成長と将来展望の明るさが魅力的な企業である。中期経営計画に基づく成長戦略や株主還元策の強化により、持続的な利益成長を目指している姿勢が評価される。今後も引き続き注目すべき企業と言えるだろう。

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